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書籍「脳天気にもホドがある。 燃えドラ夫婦のリハビリ日記」 [本・ムック]

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【この記事は、楽天ブログ版「トドのつまりは・・・」に掲載したものを改稿し、再掲載したものです】

大矢博子さんというのは、名古屋在住の昔からのミステリーファンであり、鋭く、面白い書評をご自身のホームページ「なまもの!」に掲載誌続け、今では、本の雑誌での書評連載や、有名作家の文庫解説も多数手がけるミステリー書評家です。

私も以前からずっと書評を参考にしてきましたし、何より、掲載される日記が、抜群に面白く、大ファンで読み続けていました。
ところが、その面白い日記が、ある日、突然、途絶えました。

どうしたことかと心配していたら、ご主人が倒れて、看病でそれどころではなかったようです。
今回ご紹介する本は、大矢さんが、脳卒中でご主人が倒れてから、一命を取り留め、その後、リハビリにいそしむ日常を描くエッセイです。

というと、お涙ちょうだいの夫婦愛の感動ものを想像しがちですが、ホームページのエッセイをごらん頂ければ分かるように、軽妙でくだらないダジャレもまじえながらも、素晴らしい視点のツッコミが炸裂する爆笑日記になっています。
特に、ご主人の言語障害に対する観察と分析は、さすが書評家だけあった、言葉へのこだわりが素晴らしく、実に面白い。

こういう奥さんがいれば、ご主人も、前向きにリハビリに取り組むような、と思えるほど。

もし、ホームページの日記傑作選Twitterを読んで、面白いと感じれば、買って損はない本です。
大いに笑えて、ほのかに夫婦の温かみを感じる、いいエッセイです。





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