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恐るべし!笑福亭鶴瓶 [お笑い・芸能]

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【この記事は、楽天ブログ版「トドのつまりは・・・」に掲載したものを改稿し、再掲載したものです】

島田紳助がリタイヤしてしまったものの、お笑い界って、相変わらず、50歳以上の重鎮が元気だ。
しかし、テレビ局の経営が苦しくなってきた今、彼らの高額なギャラを払いきれなくなっているのは本当で、今後は、出演は徐々に減るだろうと言われている。

もっとも、ビートたけし、所ジョージ、タモリあたりは、もはや悠々自適で、ガツガツ仕事をしている感はない。

明石家さんまも、相変わらず元気ではあるのだが、自分自身のネタについては、過去にしゃべったネタの繰り返しが増え、いいボケを発掘してイジることで活路を見出しているのが、現実だ。

そんな中、笑福亭鶴瓶だけは、未だに、どんどん自分自身で新ネタを仕入れ、自分の新しい体験談で笑いを取っている点が凄い。
未だに、鶴瓶は、一度しゃべったネタを、ほとんど他の番組で使わないことをポリシーにしているように見える(最大でも2番組まで)。
これは、常日頃、日常生活の中の観察で、ネタを仕入れている努力の賜物だろう。

また、トークの新番組「A-studio」では、自ら、対談相手の関係者たちに会いに行き、時には酒を飲み交わし、新しい面を引き出す努力により、スタッフ任せの取材に頼らない新しいトーク番組になっている。

音楽についても、昔から造詣が深かったが、今でも新しい音楽を聴く努力を怠っていないのは、「A-studio」を見ていてもよく分かる。

役者としても、「ブラックジャックによろしく」以降、着実に役をこなし、ついには映画の主役を張れるまでの、味のある役者になった。

即興落語「らくごのご」、即興漫才「鶴の間」の流れを汲む即興ドラマ「スジナシ」も、番組開始から既に10年を超えた。

小朝に口説き落とされて、50歳を過ぎて始めた落語も、自分自身の体験を落語化した鶴瓶噺だけでなく、古典落語も大作に挑戦し、今や、落語家としても、一目を置かれる存在だ。

こうした最近の鶴瓶を見るにつけ、改めて「挑戦する人」なんだなと思い知らされる。

同世代以上で、既に、自分の引き出しがからっぽな人たちとは、地力の差は明らかだ。
5年後、一番元気がいいのは、間違いなく、笑福亭鶴瓶だと断言したい。

・・・ただし、また放送事故をやらかしてなければ、だけどね。(笑)

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