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青空文庫に、吉川英治や柳田国男が [電子書籍]

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昨年末に著作権が切れた吉川英治や柳田国男の著作が、半年を過ぎ、実際に、青空文庫に続々登場しているようだ。

作家別作品リスト:吉川 英治

代表作の宮本武蔵は8巻まで公開済。私本太平記は13巻まで、鳴門秘帖は6巻まで公開された。
無宿人国記、柳生月影抄あたりも公開され、今後、三国志、大岡越前、新・平家物語、新・水滸伝、親鸞記などの大作、傑作も控えている。
吉川英治は、大長編が多いので、電子化も大変だろうと思う。ボランティアの方々には、頭が下がる思いだ。

作家別作品リスト:柳田 国男

代表作の遠野物語を始め、日本の伝説、祭のさまざま、歳棚に祭る神などが公開済。
鬼の子孫、海上の道、祭礼と世間、魂の行くえ、遠野物語拾遺、日本神話伝説集、日本の祭、日本の昔話、人を神に祀る風習、妖怪談義なども控えており、個人的には、出たら読みたい本がいっぱいあるな。

取りあえず、遠野物語と親鸞記を、再読のためダウンリロード。

作家別作品リスト:室生 犀星

作家別作品リスト:正宗 白鳥

それ以外に、2013年には、詩人の室生犀星、小説家の正宗白鳥の著作が、青空文庫化が始まった。

ただ、現在のところ公開されているのは、オリジナルの青空文庫データのみ。楽天Koboや、Amazon、Googleなどの青空文庫もダウンロードできる書店では、まだ公開されていない。
各ストアは、それぞれ標準的な文書形式が違うので、変換とチェックの手間が掛かるからだろうか。あるいは、三国志などは、有料の本が売られているので、無料の青空文庫版は公開しにくい事情があるのだろうか。

なので、現時点では、専用の青空文庫リーダーをインストールして読むしかない。
ただ、吉川英治や、柳田国男といったビッグネームは、最優先で電子書店でも公開して欲しいな。
実際、無料本の目玉になり、集客力はあると思うんだが。

来年は、探偵小説作家の野村胡堂、再来年は、尾崎士郎、佐藤春夫ぐらいしか目玉がないが、2016年は、いよいよ谷崎潤一郎、江戸川乱歩というビッグネームが登場。梅崎春生、高見順も著作権が切れるので、楽しみだな。


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