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読売新聞が朝日新聞以上に部数減 [マスメディア]

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危機だと思われた朝日新聞より読売新聞の方が部数減らしてた│NEWSポストセブン

朝日新聞は、不祥事が相次いだので、発行部数が減る(5.87%減)のは当然とも言えるが、それ以上に、読売新聞(6.13%減)が減ったという。

それが、驚きのニュースとして報道されるのも、また面白いところ。

読売新聞は、朝日新聞の不祥事を叩きまくったが、単に正義というだけでなく、朝日を離れた読者を読売に誘導すべく、強烈な拡販活動を行っていたらしい。
これは実感としても分かり、一時期やたら、朝日新聞を止めませんかという読売の勧誘員が多いと奥さんが迷惑がっていたのを覚えている。
(ちなみに、しつこい勧誘員への奥さんの必殺の断り文句は「ナベツネが死んでくれたら、取ってもいいよ」で、意表をつかれて黙るので、そこで終われるらしい。)
ただ、この結果を見る限り、その強烈な販促活動は、結果に結びつきはしなかったようだ。

紙の新聞は減るばかり Web展開で模索が続く大手新聞社は生き残れるのか | 東京IT新聞

読売新聞は、以前から電子新聞に積極的ではなく、実際、紙の新聞の発行部数はずっと1000万部を維持してきて、自信を持っていたようだが、一昨年あたりから1000万部を切り、神通力も効かなくなってきている。

いち早く動いた日経新聞は、紙の新聞の発行部数減を、電子版と、テレビ東京と連携した経済番組の制作や、そのコンテンツ配信でカバーするどころか、逆に収益を向上させているのが見事だ。

読売新聞は、最後まで電子化対応に慎重であった分(というか、今でも慎重だが)、今後は、後手後手に回る可能性のはらんでいて、今後の読売新聞の動向が楽しみだない。

以前にも書いたが、我が家で未だに新聞を購読しているのは、折り込みチラシを見るためである。

私は、折り込みチラシというのは、地域性と即応性が高く、配信コストも安くて、広告主にも手軽な優秀なローカルメディアだと思う。
Shufooなどで、広告チラシの配信も広がってはきているが、実際に、大手新聞に折り込まれるチラシの多さに比べれば、話にならない。
見比べると、Shufooなどで配信されるのは、あくまである程度規模が大きい広告主だけであって、大手新聞にはチラシが入る地元ローカルのスーパーや個人のお店などは皆無であることが分かる。
おそらく、配信コストだけの問題ではなく、ITリテラシに乏しい個人商店などは、Shufooのようなメディアに広告を掲載する能力がないというのもあるだろう。

そうした地元密着の広告って、我が家にとっては生活の上でとても貴重なのだ。
日常の買い物は、そうした地元のスーパーをよく利用するのでその広告が見られるのは重要だし、地元で新規にオープンするお店を知るのも、大抵は折り込みチラシである。

そして、そのような折り込みチラシは、発行部数の多い新聞に優先的に入るため、通常、読売と朝日しか入らないチラシが多い。その点で、それ以外の新聞は対象外となる。
その二紙の中で、読売はナベツネと巨人が大嫌いなので、消去法で朝日新聞を取っているに過ぎない。
昨年度からは、朝日新聞も、夕刊を解約し朝刊のみの契約としたが、それは、夕刊に広告チラシが入らず、たいした情報もないからである。

読売新聞の執拗な朝日新聞叩きは、朝日新聞だけでなく、新聞というメディア自体への信頼性をますます低下させる結果となったのかもしれない。

正直、新聞の記事なんて、もはや何も期待していないのである。
読売新聞が気づいていないのだとしたら、これまで何の対策もしてこなかった分、凋落もすごい勢いで始まると思う。

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