Radiko「タイムフリー」が2015年内にスタート：コンテンツって言い方、嫌いだけど：So-netブログ

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Radiko「タイムフリー」が2015年内にスタート　[ラジオ] [編集]

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以前もご紹介したが、ラジオ番組をタイムシフト聴取できるサービス、Radiko.jpの「タイムフリー」サービスが、計画通り年内に開始されることが判明した。

１週間のラジオ番組ネットで提供　ラジコ、年内にも無料で - 47NEWS（よんななニュース）

新しく分かったことは次の通り。

・Radiko.jpの放送エリア内の局は、無料でタイムシフト聴取可能
・放送エリア外の局も、Radiko.jpプレミアムに加入していれば、タイムシフト聴取可能
・タイムシフト聴取できる番組は、1週間分のみ
・タイムシフト聴取できる番組は、CMも（音楽も？）そのまま配信される

ほぼ予想通りのサービスで、嬉しい。

私は、Radiko.jpを、プレミアムサービスにも加入しながら、基本、Radikaで予約録音して聞いている。
予約録音した番組をすべて聴けているわけではないが、念のため録音している番組も多く、そのせいもあってか、Radikaはフル稼働状態で、週に1回ぐらいはWindowsを再起動しておかないと、大抵Radikaが突然クラッシュする。
また、Radikaが正常でも、Radiko.jpのサーバーの不具合で、番組が録音できてないこともたびたびある。

正直、Radiko.jpの録音環境は、テレビのレコーダーと違って非常に脆弱なのが、これまで悩みの種だったのだ。

「タイムフリー」が始まれば、録音したい番組が重なっても、何を選ぶか悩む必要がないし、録音に失敗しても大丈夫。というより、そもそも予約録音という行為自体が不要になるのだから。

ただし、まったく予約録音という行為が不要になるには、条件がある。

・Radiko.jpで配信された番組は、すべてタイムシフトサービスで配信される
・サーバの不具合やメンテナンスでRadiko.jpで完全には配信できなかった番組も、タイムシフトサービスでは配信される

前者は、何かにつけ新しいことをしようとすると、必ず注文をつける大手芸能事務所があるので心配。また、楽天のように独自でホームの試合を配信しているケースも、タイムシフトは拒絶されるかも。

後者のケースも配信されるなら、リスナーとして物凄く助かるが、障害箇所によっては技術的に不可能なケースもありそうだな。

これまで、Radiko.jpで、サーバの不調により録音失敗は多々経験しており、プレミアムサービスでお金を取られているだけに、「金返せ！」と言いたくなることも多かった。
そんな場合でも、「タイムフリー」で後から完全版が聞けるのなら、何の文句もなくなる。
今以上に、プレミアムサービスにお金を出す価値が出てくるな（だからと言って、値上げしないでね！）。

他方、タイムシフトサービスが活性化することで、Radiko.jpのリアルタイム配信用のサーバの負荷も軽減され、障害発生も減る可能性もあるだろう。

ただ、公式発表はまだないだけに、不明点も多い。

・配信開始は、番組終了直後か？　それとも、番組終了後、少し時間が必要なのか？　あるいは、放送中からタイムシフトが可能か？
・配信フォーマット、プロトコルは何か？　ストリーミング方式か？　ダウンロード方式か？　また、著作権保護は掛かるのか？
・1週間を過ぎた番組は単に消されるのか？　それとも、有料での配信があるのか？
・無料だから、広告が入ると思われるが、どのような形で入るのか？　例えば、Webサイトやアプリ内の広告表示だけか？　それとも、番組の前後に音声広告が入るのか？

さて、実際にどんなサービスになるのか、今から楽しみに待ちたい。

今年中に、ワイドFMも始まり、タイムフリーサービスも始まれば、ちょっとはラジオリスナーは増えそうだな。

また、ネットニュースで話題になった番組があれば、それを聞きに訪れる人も大幅に増えるだろう。そこで大幅にアクセス数を稼げれば、今度こそラジオ局にとって明確な広告料収入の上乗せになるはず。

今年が、ラジオにとっても大きな転機になればいいのにな。

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