「サンダーバード ARE GO」が放送開始された [テレビ]
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NHKアニメワールド サンダーバード ARE GO
NHK総合で、人形劇テレビシリーズ「サンダーバード」のリブートもの「サンダーバード ARE GO」がスタートしたので、早速録画して見ている。
扱いとしては「NHKアニメワールド」の扱いなんだな。確かに映像の主体は3D CGな訳だが。
オリジナルと同じく、トレーシー家の5人兄弟が、科学者ブレインズが発明、設計した個性的な乗り物やメカを駆使し、国際救助隊として活躍する物語だが、基本、人形劇だったオリジナルに対し、今回の新作は3D CGとミニチュアセットの実写の組み合わせで映像化された。
映像的には、オリジナルを知る世代には、思ったより違和感はなかった。ミニチュアセットも、なかなか精巧で、「一部のみ」と言っていた割には出番が多い。
ただ、3D CGは、人形のモデリングや動きを意識したのだろうが、それにしてもぎこちない面も見られ、オリジナルを見たことがない世代は、これをどう評価するかは微妙かも。
設定の上では、まず、父親のジェフ・トレーシーが登場せず、子供たちは、自分たちだけで国際救助隊を運営している。
また、ケーヨという女性キャラが増え、新しく彼女が乗るサンダーバードS号という乗り物が登場しているのも、新たな変更点。
「マクロス」河森正治さんが新型機をデザイン(1/2ページ) - 産経ニュース
ちなみに、このサンダーバードS号は、何と!「マクロス」などで有名なアニメ監督、河森正治によるデザインだそうだ。
ジェフ・トレーシーが登場しないのは、人類の敵のザ・フッドが絡んでいるらしいことや、ケーヨとザ・フッドの因縁についても一部明らかにされるなど、シリーズを通しての伏線もいろいろ張られており、今後、それがどう進展していくのかは楽しみだ。
一方で、気になる点もある。
サンダーバード2号が、航空力学的に、どう考えても空を飛べる形状をしていないのは、オリジナルからデザインを大きく変えたくなかったのは分かるので、目をつぶるのにしても、例えば、誰にも知られない孤島に基地があるという設定は、黙って踏襲されているが、さすがにこの現代には無理がある。
世界中の緊急援助要請の電波を、常時、宇宙ステーションのサンダーバード5号1機で受けるのは、地球が丸いから無理で、最低でも3機が必要なはずなのだが、その辺の非科学的な設定も変わっていない(そもそも、今や、緊急援助を効率よく受信する手段として、電波を宇宙で受ける理由がないだろう)。
宇宙で使えるスケボのような新しい乗り物も、重力のない宇宙では「宇宙戦艦ヤマト」ばりに、意味のない形状に見える。
そもそも、「サンダーバード ARE GO」の時代設定がいつなのかは明示されないのだが、起きている事件の施設、道具、乗り物などを見ると、いまより未来を感じる部分もあれば、通信手段などの面で、やたら古めかしい点もあったりして、初めて見た世代は混乱するのではないかと危惧するな。
ちなみに、今後の予定は、NHK総合で、次の放送が決まっている。
8月29日(土)午後10時00分「インターナショナル・レスキュー出動!」スペシャル版(1、2話を再編集した拡大スペシャル)
9月22日(火・祝)午後6時10分 第4話「危険な鉱山を閉鎖せよ」
9月23日(水・祝)午後6時10分 第5話「消えたファイヤーフラッシュ」
さらには、「サンダーバード」の旧シリーズの代表作も、並行して放送し始めたようだ。
8月29日(土)午後4時20分 「海上ステーションの危機」
9月21日(月・祝)午前9時5分 「湖底の秘宝」
9月22日(火・祝)午前9時5分 「ピラミッドの怪」
9月23日(水・祝)午前9時5分 「超音ジェット機レッドアロー」
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NHKアニメワールド サンダーバード ARE GO
NHK総合で、人形劇テレビシリーズ「サンダーバード」のリブートもの「サンダーバード ARE GO」がスタートしたので、早速録画して見ている。
扱いとしては「NHKアニメワールド」の扱いなんだな。確かに映像の主体は3D CGな訳だが。
オリジナルと同じく、トレーシー家の5人兄弟が、科学者ブレインズが発明、設計した個性的な乗り物やメカを駆使し、国際救助隊として活躍する物語だが、基本、人形劇だったオリジナルに対し、今回の新作は3D CGとミニチュアセットの実写の組み合わせで映像化された。
映像的には、オリジナルを知る世代には、思ったより違和感はなかった。ミニチュアセットも、なかなか精巧で、「一部のみ」と言っていた割には出番が多い。
ただ、3D CGは、人形のモデリングや動きを意識したのだろうが、それにしてもぎこちない面も見られ、オリジナルを見たことがない世代は、これをどう評価するかは微妙かも。
設定の上では、まず、父親のジェフ・トレーシーが登場せず、子供たちは、自分たちだけで国際救助隊を運営している。
また、ケーヨという女性キャラが増え、新しく彼女が乗るサンダーバードS号という乗り物が登場しているのも、新たな変更点。
「マクロス」河森正治さんが新型機をデザイン(1/2ページ) - 産経ニュース
ちなみに、このサンダーバードS号は、何と!「マクロス」などで有名なアニメ監督、河森正治によるデザインだそうだ。
ジェフ・トレーシーが登場しないのは、人類の敵のザ・フッドが絡んでいるらしいことや、ケーヨとザ・フッドの因縁についても一部明らかにされるなど、シリーズを通しての伏線もいろいろ張られており、今後、それがどう進展していくのかは楽しみだ。
一方で、気になる点もある。
サンダーバード2号が、航空力学的に、どう考えても空を飛べる形状をしていないのは、オリジナルからデザインを大きく変えたくなかったのは分かるので、目をつぶるのにしても、例えば、誰にも知られない孤島に基地があるという設定は、黙って踏襲されているが、さすがにこの現代には無理がある。
世界中の緊急援助要請の電波を、常時、宇宙ステーションのサンダーバード5号1機で受けるのは、地球が丸いから無理で、最低でも3機が必要なはずなのだが、その辺の非科学的な設定も変わっていない(そもそも、今や、緊急援助を効率よく受信する手段として、電波を宇宙で受ける理由がないだろう)。
宇宙で使えるスケボのような新しい乗り物も、重力のない宇宙では「宇宙戦艦ヤマト」ばりに、意味のない形状に見える。
そもそも、「サンダーバード ARE GO」の時代設定がいつなのかは明示されないのだが、起きている事件の施設、道具、乗り物などを見ると、いまより未来を感じる部分もあれば、通信手段などの面で、やたら古めかしい点もあったりして、初めて見た世代は混乱するのではないかと危惧するな。
ちなみに、今後の予定は、NHK総合で、次の放送が決まっている。
8月29日(土)午後10時00分「インターナショナル・レスキュー出動!」スペシャル版(1、2話を再編集した拡大スペシャル)
9月22日(火・祝)午後6時10分 第4話「危険な鉱山を閉鎖せよ」
9月23日(水・祝)午後6時10分 第5話「消えたファイヤーフラッシュ」
さらには、「サンダーバード」の旧シリーズの代表作も、並行して放送し始めたようだ。
8月29日(土)午後4時20分 「海上ステーションの危機」
9月21日(月・祝)午前9時5分 「湖底の秘宝」
9月22日(火・祝)午前9時5分 「ピラミッドの怪」
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