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漫画家「水木しげる」の訃報 [人物]

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【訃報】水木しげるさん、死去「ゲゲゲの鬼太郎」などが有名|面白ニュース 秒刊SUNDAY

漫画家「水木しげる」さんが、調布市の病院で亡くなった。
93歳で、死因は多臓器不全ということなので、天寿を全うしたと言っていいだろう。

私にとっては、水木しげるは、子供の頃見たアニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」が最初の入り口で、水木さんのマンガで「妖怪」という概念を初めて知ったのだと思う。

そして、大人になって、改めて「水木しげる」のマンガ作品に出合い、いかに奥深い存在であるかを知り、大学にあった文庫全集を読み漁ったことを思い出す。

その中で、妖怪漫画だけでなく、たくさんの戦争漫画を描いていることも知った。

水木さん自身、第二次世界大戦中、パプアニューギニアで左腕を失い、戦争の地獄のような記憶を後世に残すため、戦争漫画を描き続けたのだ。

水木しげるさん訃報に漫画家ら著名人が追悼ツイート 睡眠も大切にする姿勢が「数多くの漫画家の命を救った」 - ねとらぼ

この訃報に対して、色々な人が追悼のメッセージを出している。

ただ、肝心の、荒俣宏や京極夏彦といった水木しげるを敬愛する愛弟子のコメントがまだない。
彼らの追悼メッセージが是非読みたいな。

外国人「漫画界のパイオニアの1人」 水木しげる氏の訃報に海外からも追悼の声多数 【ゲゲゲの鬼太郎・海外の反応】 : 海外の万国反応記

それと意外だったのは、予想外に海外からの追悼メッセージがあること。

妖怪漫画なんて、極めて日本的な世界観だから、海外ファンがそんなにいるなんて思わなかった。

でも、結構「ゲゲゲの鬼太郎」は知られているようだし、「ヒットラー」や「コミック昭和史」「総員玉砕せよ!」といった戦争漫画が翻訳されて、意外にも読まれているみたいだ。

生きながら、妖怪が闊歩する死後の世界が見えていたかもしれない水木さんだから、亡くなっても、違和感なく過ごされているのかも。

天寿とはいえ、偉大な漫画家がまた失われたのは残念なことです。

ご冥福をお祈りしたい。

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