2016年で著作権切れを迎えた作家 [著作権]
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環太平洋経済連携協定(TPP)が発効すれば、著作権保護期間が50年から70年に延び、当面、著作権切れの作家が誕生しなくなるが、日本の法制度変更が完了した段階で、実際にはそれが有効になる。
青空文庫 新規公開作品
そのため、今年に関しては、著作権保護期間は50年で確定し、既に著作権が切れた作家については、青空文庫化の作業も始まっているようだ。
日本では江戸川乱歩、欧州ではヒトラーとアンネ・フランク、カナダではマルコムXの作品が著作権切れに ? hon.jp DayWatch
今年は、日本では、江戸川乱歩、谷崎潤一郎という超大物作家に加え、梅崎春生(小説家)、高見順(小説家・詩人)といった著名な作家の著作権が切れ、当たり年と言われている。
個人的にも、江戸川乱歩は、小学生時代にポプラ社版をよく読んだし、その後も、短編が好きでよく読んでいたので、再度読み返したい作家だし、谷崎潤一郎も、幻想的な短編群が好きだったので、これを契機に、また読み返したいと思う。
一方、海外については、米国だけは、著作権保護期間延長の影響で、2019年まで作家の追加は行なわれないようだが、欧州ではアンネ・フランクやアドルフ・ヒトラー、カナダではT.S. エリオットやマルコムXが加わったそうだ。
「アンネの日記」が著作権切れで無料公開へ、アンネ・フランク財団は「法的措置を取る」と警告 - GIGAZINE
ただし、「アンネの日記」については、アンネ・フランク財団が著作権は切れていないと主張していて、係争中とのこと。
現在一般的に流通している「アンネの日記」は、アンネ・フランク財団を設立したオットー・フランク(1980年没)が、編集して出版したもので、それをアンネとは別に作品の著作権を取得しているらしく、その著作権は継続していると主張している。
なるほどね。そんな事情があったから、一時期、「アンネの日記」の別バージョンみたいな本が、次々翻訳されたのか。
それらは、おそらく、オットー・フランクの手が入る前の原本をベースにした本だったのだろう。
しかし、それならば、「アンネの日記」の原本自体を公開するのを、アンネ・フランク財団が訴えるのは、筋が通らない。
財団存続のためのカネの臭いしかしない裁判だが、多分財団は負けるので、さっさと裁判を進めて決着をつけて欲しいところだな。
青空文庫の展望:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
ちなみに、来年、2017年は、冒険小説作家の山中峯太郎、大下宇陀児、エッセイストの亀井勝一郎などが著作権切れを迎えるが、TPPに伴う法改正が、2016年12月末までに間に合うかは、日程的に微妙。
おそらく、間に合わずに、パブリックドメイン化されそうな雰囲気だ。
となると、おそらく、著作権期間が延長されるのは、2018年に切れる予定の山本周五郎、壺井栄、笠信太郎以降か。
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そのため、今年に関しては、著作権保護期間は50年で確定し、既に著作権が切れた作家については、青空文庫化の作業も始まっているようだ。
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個人的にも、江戸川乱歩は、小学生時代にポプラ社版をよく読んだし、その後も、短編が好きでよく読んでいたので、再度読み返したい作家だし、谷崎潤一郎も、幻想的な短編群が好きだったので、これを契機に、また読み返したいと思う。
一方、海外については、米国だけは、著作権保護期間延長の影響で、2019年まで作家の追加は行なわれないようだが、欧州ではアンネ・フランクやアドルフ・ヒトラー、カナダではT.S. エリオットやマルコムXが加わったそうだ。
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現在一般的に流通している「アンネの日記」は、アンネ・フランク財団を設立したオットー・フランク(1980年没)が、編集して出版したもので、それをアンネとは別に作品の著作権を取得しているらしく、その著作権は継続していると主張している。
なるほどね。そんな事情があったから、一時期、「アンネの日記」の別バージョンみたいな本が、次々翻訳されたのか。
それらは、おそらく、オットー・フランクの手が入る前の原本をベースにした本だったのだろう。
しかし、それならば、「アンネの日記」の原本自体を公開するのを、アンネ・フランク財団が訴えるのは、筋が通らない。
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