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グレン・フライの訃報 [音楽]

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今年が始まって早々、デビッド・ボウイがなくなったり、有名ミュージシャンの訃報が続いたな。

グレン・フライさん死去 ロックバンド「イーグルス」創設メンバー

イーグルスの創設当時からのメンバーだったグレン・フライが、1月18日に、67歳で亡くなった。

イーグルスというと、陽のグレン・フライ、陰のドン・ヘンリーと、対比で語られることが多い

曲の上では、当時の米国の病理を鋭く暗示した歌詞が高く評価され、代表曲となった「ホテル・カリフォルニア」など、ドン・ヘンリーに注目が集まりがちだった。

イーグルスファンとしても、「ドン・ヘンリーが好き」という方が格好いいという雰囲気があり、グレン・フライが軽んじられる傾向はなくはなかった。

ただ、この「陽のグレン・フライ、陰のドン・ヘンリー」という表現は、個人的には、以前からあまり当たっていないな、とは思っていた。
グレン・フライの作る曲に、言われるほど、やたら明るいアメリカンヤンキーっぽい曲って、ないからだ。

「Desperado」「One of These Nights」といった名曲は、作詞作曲に、グレン・フライとドン・ヘンリーの両方がクレジットされているが、単独のクレジットの曲でいうと、


【追悼】New Kid In Town / ニュー・キッド・イン・タウン (Eagles / イーグルス)1976 - 洋楽和訳 (lyrics) めったPOPS

こちらは、代表曲ともいえる「ニューキッド・イン・タウン」。
今聴いても素晴らしいメロディラインである一方、歌詞の内容は、一見平凡な西部の町や人物の描写にも見える。
しかし、本人のインタビューによれば、それは、移り気な音楽ビジネスへの暗喩でもあったそうだ。


『I can't tell you why(言いだせなくて) 』イーグルス:一晩眠ればケロリ:So-netブログ

この名曲は、作曲はドン・ヘンリーだが、作詞はグレン・フライ。
別れのラブソングだが、内省的な歌詞で、これを聴いて「陽」という表現は当たらないだろう。

こうして歌詞の世界を聴き比べると、陽と陰というよりは、私小説的か、社会派かという方向性の違いの方が当たっている気がする。

グレン・フライは、イーグルス解散後も、ソロ活動で活躍したが、その中で、私が一番好きな曲がこれ。


I Wish 「ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ」グレン・フライ

大ヒットドラマ「マイアミバイス」の主題歌「You Belong To The City」で、印象的なサックスのイントロから始まり、歌詞の世界はドラマ主題歌という割には、むしろ抽象的で哲学的。
でも、歌詞の主人公は自分であり、あくまで自分の感情や思いを歌詞にしているところが、グレンらしいところだと思う。

早すぎる夭折に、ご冥福をお祈りします。

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