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1995年のベストセラー「神々の指紋」が電子書籍で10円! [電子書籍]

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伝説のベストセラー『神々の指紋』が電子書籍で復活! なぜ今『神々の指紋』なのか? 月刊「ムー」三上丈晴編集長に聞く!|株式会社KADOKAWAのプレスリリース

1995年に発売され、全世界で600万部を超えるベストセラーを記録したグラハム・ハンコック著「神々の指紋」(上・下巻)が、このたび電子書籍で発売されたが、7月21日まで、上・下巻ともに10円(税別)で購入できるキャンペーンを行っています。

そのグラハム・ハンコックが、「神々の指紋」の続編として、新著「神々の魔術」を発売したため、その販促のためもあって、10年で売るキャンペーンを行っているようです。

電子書籍版「神々の指紋」(上・下巻)は、BOOK☆WALKER、Amazon Kindle Store、eBookJapan、紀伊國屋書店Kinoppy、ブックパス、BookLive!、Yahoo!ブックストアで販売中とのこと。

「神々の指紋」は、エジプトやアンデスの古代遺跡を調査した結果、1万2000年前の地球最後の氷河期に繁栄した高度な文明があったという仮説を導き出し、文明の起源は6000年前のメソポタミア文明であるという歴史の常識を覆したことで、大きな反響を呼び、テレビでも、この本を元ネタにした番組が何度も作られました。

『神々の指紋』批判のページ

春田晴郎(東海大学文学部アジア文明学科)の非公式ブログ 『神々の指紋』から15年1

その一方で、この本に対して、誤りや嘘も多く「トンデモ本」であるとの批判も多く、当時、大きな議論を巻き起こした本でもありました。

「神々の指紋」は、分厚くて高かったですし、批判の声も出ていたので、わざわざ買うまでの気は起きず、当時、図書館で借りて読んだ記憶があります。

専門家が指摘した嘘偽りについては、素人には見極めはできませんが、読んでいて、理系人間から見ると、結論に至る論理において、本来、様々な選択肢や可能性を考慮して、その中から結論への道筋を説明すべきところを、すっ飛ばしている印象が強く、途中で興味を失い、最後まで読むのが辛かった記憶があります。

ただ、これを論文として読むと無茶苦茶なのですが、視点を変えてSF小説のプロットだと思って読むと、これはとてもよく出来た構成であり、もし、SF小説として完成させていたら、誰からも批判を浴びないベストセラーになっただろうなと思います。

そうなのです。SFの一種だと思って、その論理のアクロバットを楽しむのであれば、20円の価値は十分あると思います。

私も、Amazon Kindle Storeは、消費税を取られないので、他のストアより1円安いし、Kindle Readerを愛用していることもあり、今回Kindle Storeで購入しちゃいました。

ざっと見て、「神々の魔術」を出すにあたって、特に改定はされていないみたい。
嘘偽りと批判されたような部分も、特に注記や言い訳が増えている訳でもなく、そのまま。
それなしに、続編が出たと言われても、気持ちの悪い部分がありますが、まあ20円ですから、腹も立ちません。

続編「神々の魔術」は、「神々の指紋」では完全に解き明かせなかった「なぜ超古代文明は滅びたのか?」という疑問に対する答えを明らかにし、超古代文明がわれわれ現代人に向けて送ったであろうメッセージを解き明かにした本だそうです。
「神々の指紋」で批判された部分も、本作で完全に解き明かされているといいのですが。

ちなみに、単行本「神々の魔術 失われた古代文明の叡智」上・下巻(グラハム・ハンコック 著 大地舜 訳)は、KADOKAWAから、各巻定価:本体1,900円+税で販売中。
電子書籍も既に販売されていて、Amazonでは、1,847円で買え、20%(369pt)のAmazonポイントが付くということで、新刊の単行本にしては、割引率は比較的いい方かもしれません。

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