「君の名は。」の中国公開で、日本は全く儲からないらしい

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【12月12日最新】映画「君の名は。」ハリポタ抜いて４位に！　興行収入205億円 | あらすじ大全

映画「君の名は。」の興行収入が、12月11日までの公開108日間で、205億1357万円となり、邦画、洋画も含めた日本の興行収入ランキングで、「ハリー・ポッターと賢者の石」の興行収入203億円を超えて4位になったという。凄いね。

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一方、中国での興行収入も、12日（月）までの10日間で、興行収入が5億元（約83.2億円）を超えたそうなので、今週末までには「STAND BY MEドラえもん」(88億円)を抜くのは間違いなさそうだ。
ただ、その後の勢いは落ちてきており、さすがに日本並みのヒットにはならないかも。

しかも、「君の名は。」がいくらヒットしても、今回の契約上、日本の儲けは全然増えないのだそうだ。

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こちらの記事によれば、現状の中国の映画輸入制度では、海外作品には主に、あらかじめ分配率を定める方法と、買い取りの2種類があり、それぞれ年間で一定の本数制限が設けられているらしい。

「君の名は。」は後者に当たり、映画製作大手の光線伝媒がわずか2000万元（約3億3000万円）ほどで配給の権利を取得したそうで、光線伝媒だけがウハウハの状態ということらしい。

「君の名は。」に関しては、これまで実績がなかったこともあるだろうし、嫌韓令の余波で、空いた韓国映画枠に滑り込む形で、急きょ公開が決まったらしいので、そもそも買い取り方式の公開枠しか残っていなかったのだろうな。

こういうところを見ても、中国とのビジネスは、国の規制がガチガチにあるから、よっぽど考えて参入しないと馬鹿を見る、というのが分かるな。

今回のヒットで、次回作の契約条件は、当然変わってくるんだろうけどね。

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タグ：興行収入 ハリー・ポッターと賢者の石 買い取り 5億元 光線伝媒 中国公開 映画輸入制度 嫌韓令 配給権 君の名は。 STAND BY MEドラえもん