米林宏昌監督の新作「メアリと魔女の花」の声優キャスト発表 [映画]
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元ジブリ・米林宏昌監督は「メアリと魔女の花」を来夏公開:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌監督が、新作「メアリと魔女の花」の制作を行っていることは、以前、このブログでも制作が発表されたことをご紹介したが、その続報だ。
まず、この映画については、森永乳業がメインの冠スポンサーとなって、制作を支援しているそうで、それもこれもスタジオジブリの監督という前歴があってのことではあるだろう。
「メアリと魔女の花」が成功するかが、米林宏昌監督が、ジブリの看板を外して今後も作品を作り続けられるか、重要な試金石になるだろうな。
小日向文世、アニメ初挑戦!米林監督『メアリ』声優に天海祐希&満島ひかりなど(1/2) - シネマトゥデイ
新たな約1分の予告編が公開されたが、アリエッティやマーニーというよりは、むしろ「ポニョ」を思い浮かべるような、ダイナミックだが安心感のあるジブリ画調。
さらに、以前紹介されたヒロインのメアリの声・杉咲花に続いて、その他の声優陣も公開された。
エンドア大学の校長マダム・マンブルチューク役を天海祐希、魔法うず巻く世界でただひとり科学を追及し続ける科学者ドクター・デイ役を小日向文世、魔女の国から禁断の花を盗んだ赤毛の魔女役を満島ひかり、人語は話すが人ならざる存在である大学のほうきの番人フラナガン役を佐藤二朗、メアリが住む赤い館のお手伝いさんバンクス役を渡辺えり、メアリの大叔母・シャーロット役を大竹しのぶが務めるという、極めて豪華なラインナップ。
大竹しのぶは、アリエッティに続いて2度目の米林監督作品への参加となり、一方、小日向文世は初挑戦となるそうだ。
こうした豪華声優陣が集まったのも、元スタジオジブリ監督という実績がモノを言っているのは間違いない。
アフレコは5月に実施予定で、映画は7月8日に全国公開されるということなのだが、一抹の不安も。
西村義明プロデューサー「メアリと魔女の花」制作状況ポロリ「40%くらいしか」 : ニュース - アニメハック
こちらの対談イベントに参加した西村義明プロデューサーが、「メアリと魔女の花」の制作状況について、40%と愚痴っぽくこぼしており、かなり作業が遅れている模様らしく、公開予定に間に合うか微妙な状況に聞こえる。
また、映画の主人公やあらすじから、誰もがスタジオジブリの「魔女の宅急便」を思い浮かべるところだが、この対談によれば、当然それは意識しているそうで、ただ、そのうえで「宮崎駿監督だったら魔女をこういう風に扱うだろうな、米林監督は魔女をこういう風に描くんだっていうことが、基本的にちょっと違う。まったく新しい魔女の映画が誕生すると思う」と発言しており、「魔女の宅急便」という名作を踏まえながら、新たな米林監督らしい作品になるということだ。
個人的には、是非とも成功して欲しい映画だと思うが、一点不満を言えば、今回の声優陣の発表や、制作の遅れ状況、スポンサーなどを見ても、制作方法に関しては旧来のジブリ文化を継承していて、まずは日本公開にしか目が向いていないこと。
西村プロデューサーには、ジブリでは難しかった、最初から、全世界で公開できるような体制、制作方法の構築を目指して欲しかったな。
外国人「楽しみ過ぎる!」ジブリ出身の米林監督作品「メアリと魔女の花」発表 来夏公開→海外「新生ジブリみたいだ」 海外の反応|海外まとめネット | 海外の反応まとめブログ
実際、「メアリと魔女の花」は、すでに世界中から注目を集めており、最初から全世界公開を前提に作れれば、全く収益構造も変わるはず。
そのことが、ジブリ的な作家性と相いれない部分もあるのかもしれないが、「メアリと魔女の花」だって原作は元々海外作品。
本当に、まずは日本版を作ってそれを翻訳するのが、唯一の解なのかは、全体を統括するプロデューサーとしては、一度疑ってみてもいいのではないだろうか。
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エンドア大学の校長マダム・マンブルチューク役を天海祐希、魔法うず巻く世界でただひとり科学を追及し続ける科学者ドクター・デイ役を小日向文世、魔女の国から禁断の花を盗んだ赤毛の魔女役を満島ひかり、人語は話すが人ならざる存在である大学のほうきの番人フラナガン役を佐藤二朗、メアリが住む赤い館のお手伝いさんバンクス役を渡辺えり、メアリの大叔母・シャーロット役を大竹しのぶが務めるという、極めて豪華なラインナップ。
大竹しのぶは、アリエッティに続いて2度目の米林監督作品への参加となり、一方、小日向文世は初挑戦となるそうだ。
こうした豪華声優陣が集まったのも、元スタジオジブリ監督という実績がモノを言っているのは間違いない。
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また、映画の主人公やあらすじから、誰もがスタジオジブリの「魔女の宅急便」を思い浮かべるところだが、この対談によれば、当然それは意識しているそうで、ただ、そのうえで「宮崎駿監督だったら魔女をこういう風に扱うだろうな、米林監督は魔女をこういう風に描くんだっていうことが、基本的にちょっと違う。まったく新しい魔女の映画が誕生すると思う」と発言しており、「魔女の宅急便」という名作を踏まえながら、新たな米林監督らしい作品になるということだ。
個人的には、是非とも成功して欲しい映画だと思うが、一点不満を言えば、今回の声優陣の発表や、制作の遅れ状況、スポンサーなどを見ても、制作方法に関しては旧来のジブリ文化を継承していて、まずは日本公開にしか目が向いていないこと。
西村プロデューサーには、ジブリでは難しかった、最初から、全世界で公開できるような体制、制作方法の構築を目指して欲しかったな。
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実際、「メアリと魔女の花」は、すでに世界中から注目を集めており、最初から全世界公開を前提に作れれば、全く収益構造も変わるはず。
そのことが、ジブリ的な作家性と相いれない部分もあるのかもしれないが、「メアリと魔女の花」だって原作は元々海外作品。
本当に、まずは日本版を作ってそれを翻訳するのが、唯一の解なのかは、全体を統括するプロデューサーとしては、一度疑ってみてもいいのではないだろうか。
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