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ネットラジオ「Rakuten.FM」の終了とi-dioの動向 [放送メディア]

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楽天のネットラジオ「Rakuten.FM」が8月で終了。開始から約1年 - AV Watch

楽天が始めた、インターネットラジオ配信サービス「Rakuten.FM」が、8月31日をもって終了するそうだ。

2016年7月1日に開始したから、たった1年2カ月での終了となる。

正直、スタートした当初から、楽天が何をしたくてこのサービスを始めたのか、さっぱり分からなかったので、終わっても「そうだろうな」という感想しかない。

TOKYO FMグループ企業などとの協業でスタートした目玉チャンネルの「Crimson FM」は、いち早く6月30日で終了。
「Crimson FM」は、V-Lowの「i-dio」でもサイマル配信されていたが、こちらも同時に終了する。
これは、「i-dio」にとっても痛いだろうな。

ついでなので、「i-dio」についての近況もググってみた。

兵庫県東播磨地域におけるV-Lowマルチメディア放送の開始 - maido3 のコメント / はてなブックマーク

新しい中継局については、V-Low加古川局の予備免許が下りたようだが、予定よりなかなか中継局の設置が進んでいない気がするな。
資金は大丈夫なのだろうか?

ニュース - Amanekが音楽と一緒に位置情報を放送する「Musicジオ」開始:ITpro

アマネク・テレマティクスデザインは、2017年5月11日、曲と一緒に、その曲に関連する位置情報を提供する新サービス「Musicジオ」を開始したそうだが、実に「余計なお世話」感にあふれるサービスで、本当にニーズがあるのかな?

PREMIUM ONE 番組の放送後記ブログ

TS ONEチャンネルで放送していた「PREMIUM ONE」という番組が6月末で終わるらしいのだが、番組公式ブログになかなか過激なことが書かれている。出演者は、随分不満が溜まっていたみたい。また、それが削除されないというのも、末期的症状か。

番組表 | TS ONE

しかも、確認したら、この「PREMIUM ONE」という番組、TS ONEチャンネルでは一日中繰り返し流される帯のメインコンテンツみたいなのだが、それが6月末で終わるってどういうこと? 開いた穴はどうするのか? あるいは放送自体が・・・

一方、放送業界誌関係の情報を拾ってみると、

総務省「電波行政」の犠牲者――エフエム東京が大ピンチに(選択出版) (選択) - Yahoo!ニュース

V-Lowマルチメディア放送は、二〇一一年七月の地上波デジタル完全移行を機に空いた周波数帯を使って、移動体端末(スマホやカーナビ等)向けの放送を行うもので、総務省の誘いに乗ってこの事業に乗り出したのがエフエム東京だ。
全国に基地局設置のため、五年間で百七十億円を超える設備投資をする事業計画を立て、昨年三月、放送がスタートしたものの、受信端末の普及が極端に遅く、早くも「いつ放送終了となるのか時間の問題」(電機メーカー関係者)との声が上がっている。
同じようにデジタル化で空いた帯域を使った、携帯端末向け放送事業を行っていた「mmbi」は、サービスを開始した一二年度から年間百億円規模の赤字が続き、昨年六月、解散した。
エフエム東京も「その二の舞になる」(民放連幹部)と不安視する声があったが、それが的中しそうだ。
エフエム東京は一六年度中間決算報告書で、「V-Lowマルチメディア放送の放送開始に伴う初期投資費用の影響により、経常利益は前年同期比三二・九%減で五億六千百万円、中間純利益は同五五・九%減の三億九千六百万円となった」としている。
総務省の責任は重大だが、「企業が自分たちの判断でやったこと」(総務省幹部)という態度なのだ。役所の敷いたレースに従うとろくなことがないという典型例だ。


日刊合同通信バックナンバー 2017年6月

2017年6月19日(月)―6月16日発行  第62巻 第14999号
副社長人事巡りJFN信頼関係一層揺らぎ感
Vロー全国置局遅れで総務省責任体制求む?
更なる配分減懸念・異業種落下傘就任に違和感
荒唐無稽な指示に現場士気低下・不安感蔓延など
エフエム東京、きょう総会質疑など一連帰着注視


日刊合同通信バックナンバー 2017年5月

2017年5月23日(火)―5月22日発行  第62巻 第14980号
Vロー事業根幹の置局計画大幅遅れ
大幅な約束違反?総務省どう指導するか
免許条件厳しく追及され真実行なら破綻恐れも
現4ブロック親局+α程度・他は全て今後
既に100億・今後300億時は危険水域視
エフエム東京、JFN系列局全体に憂慮の声


2017年5月26日(金)―5月25日発行  第62巻 第14983号
「副社長」新設しBIC梅本社長を選任へ
平専務と正・副でi―dio事業担当化
Vロー5年計画見直し・19年収支均衡目標
TFM会見、投資響き経常24%・純益46%減

総務省|放送を巡る諸課題に関する検討会|放送を巡る諸課題に関する検討会(第15回)配付資料

総務省は、エリア拡大が遅れているV-LOW放送を主導するFM TOKYOに対して、かなり冷たい態度みたい。
これに対し、「選択」という雑誌では「総務省の責任は重大」と書いたようだが、それは違うと思う。
V-LOW放送を何としてもやりたかったのは、むしろTOKYO FMだけであり、他についてくる局がないのに、それをゴリ押しした印象の方が強いからだ。むしろ、TOKYO FMの自業自得というのが、本当のところだと思う。

気になったので、久々に「TS ONE」チャンネルを聞いてみたが、無料放送なのに、未だ、まともに番組スポンサーがついている様子がない。
V-LOW放送関係者は、かすみを食って生きているのだろうか?
本当にそろそろヤバくないか?

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