電子書籍検索サイト「hon.jp」が、2018年1月いっぱいで閉鎖 [電子書籍]
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【重要】hon.jpサイト閉鎖について ? hon.jp DayWatch
電子書籍検索サイト「hon.jp」は、最も多くの電子書籍ストアについて、電子書籍の横断検索ができるサイトだったが、電子書籍関係のニュースが、一番マメに更新されていたので、定期的に見ていたのだが、最近更新されないなぁ、と思っていた。
が、そこに突然、2018年1月いっぱいで閉鎖することが発表された。
電子書籍検索サイト「hon.jp」が1月いっぱいで閉鎖 運営元「事業継続は困難」と廃業することに - ねとらぼ
何でも「hon.jp」を運営している企業hon.jpの代表取締役社長だった塩崎泰三氏が10月に亡くなったそうで、その後も関係者の間で継続について検討してきたそうだが、「継続は困難であるとの結論」に至り、2018年3月に廃業することになったそうだ。
これに伴い、Webサイト「hon.jp」は、2018年1月31日に閉鎖することが決定した。
購入者が好きな価格で購入できる電子書籍ストア「言い値書店」の運用も、同日に終了。
また、電子書籍関連サービス「EPUBtoTwitter」「KENPON」は、12月12日をもって新規利用の受付をストップしており、「EPUBtoTwitter」のサイトも2018年1月31日で閉鎖となるそうだ。
「hon.jp」は、日本の電子書籍市場の黎明期に、大変有意義なサービスを意欲的に進めてくれたとは思うが、社長が亡くなったことで解散に至るということは、残念ながらビジネスとしては成功してはいなかったのだろう。
電子書籍の横断検索についても、最初は便利だったのだが、私についていえば、様々な電子書籍ストアで本を買うと管理が大変なので、最近は、ほぼAmazonと楽天Koboだけで買うようになってしまったため、横断検索を利用することがなくなってしまった。
残念ではあるが、これも時代の流れなんだろうな。
このところ、電子書籍関係のニュースを見ていても、
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Amazon、楽天Koboなどの勝ち組の寡占化が進み、弱小ストアの撤退のニュースが目につく。
2016年度の国内電子書籍市場は1976億円規模、前年度から24.7%増加、8割がコミック -INTERNET Watch
トータルでは、国内電子書籍市場は拡大し続けている。
ただ、そのうち内訳を詳しく見ると、8割がコミックを占めており、しかも、コミックの多くを無料配信サービスが占めるという構図になっており、果たして、これを好調と見ていいのかかなり疑問も多い。
小説、エッセイなどの活字本が、なかなか電子書籍で売れる状況にならないのは、電子書籍での出版を依然として拒絶するベストセラー作家たちが悪いのか、逆に、売れないから電子書籍を出してくれないのかはよく分からないが、マンガと違って、なかなかいいエコシステムができない状況なのは困ったことだ。
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が、そこに突然、2018年1月いっぱいで閉鎖することが発表された。
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ただ、そのうち内訳を詳しく見ると、8割がコミックを占めており、しかも、コミックの多くを無料配信サービスが占めるという構図になっており、果たして、これを好調と見ていいのかかなり疑問も多い。
小説、エッセイなどの活字本が、なかなか電子書籍で売れる状況にならないのは、電子書籍での出版を依然として拒絶するベストセラー作家たちが悪いのか、逆に、売れないから電子書籍を出してくれないのかはよく分からないが、マンガと違って、なかなかいいエコシステムができない状況なのは困ったことだ。
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