第158回芥川賞・直木賞が発表された [文学・小説]
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芥川賞、直木賞が決定。セカオワ・Saoriの「ふたご」は受賞逃す
完全に忘れていたが、1月16日夜、第158回芥川賞・直木賞の受賞作が発表されたそうだ。
今回、芥川賞は石井遊佳さんの「百年泥」と、若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」の2作が選ばれ、直木賞は、門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」が選ばれたらしい。
今回、一番話題になっていたのは、直木賞候補にはロックバンド「セカイノオワリ」のSaoriこと藤崎彩織の「ふたご」という作品が候補になったことだが、残念ながら受賞は逃したみたい。
ちなみに、今回の候補作は次の通り。
【芥川賞候補作品】
・石井遊佳(いしい・ゆうか)「百年泥」(新潮 11月号)
・木村紅美(きむら・くみ)「雪子さんの足音」(群像 9月号)
・前田司郎(まえだ・しろう)「愛が挟み撃ち」(文學界 12月号)
・宮内悠介(みやうち・ゆうすけ)「ディレイ・エフェクト」(たべるのがおそい vol.4)
・若竹千佐子(わかたけ・ちさこ)「おらおらでひとりいぐも」(文藝 冬号)
【直木賞候補作品】
・彩瀬まる(あやせ・まる)「くちなし」(文藝春秋)
・伊吹有喜(いぶき・ゆき)「彼方の友へ」(実業之日本社)
・門井慶喜(かどい・よしのぶ)「銀河鉄道の父」(講談社)
・澤田瞳子(さわだ・とうこ)「火定」(PHP研究所)
・藤崎彩織(ふじさき・さおり)「ふたご」(文藝春秋)
宮内悠介 - Wikipedia
残念ながら、今回の芥川賞・直木賞候補でお名前を存じているのは、SF作家の宮内悠介さんぐらい。それも一冊だけ「盤上の夜」という短編集を読んだことがあるぐらいだ。
などと思って、Wikipediaを確認したら、この「盤上の夜」って、2012年に第147回直木賞候補になっていたんだな。
それに加えて、三島由紀夫賞、山本周五郎賞の候補にもなったことがあり、三島賞は受賞。
芥川賞、直木賞と併せて、この4賞の候補になった作家は史上初なのだそうだ。
さらに、宮内悠介さんは、今回以前にも、2016年には「カブールの園」が第156回芥川賞候補となっており、2017年には「あとは野となれ大和撫子」が第157回直木賞候補になっている。
芥川賞、直木賞の両方で複数回候補になった作家もおそらく初めてではないだろうか(違っていたらごめん)。
それ以外にも、「盤上の夜」は第33回日本SF大賞を受賞し、「彼女がエスパーだったころ」で第38回吉川英治文学新人賞も受賞しており、現在38歳ながら、SFと純文学の間のジャンルを横断的に活動する作家として稀有な存在になりつつあるようだ。
話が脱線したが、残念ながら、今回は、芥川賞も、直木賞も、受賞者の方々について全く知らず、作品も読んだことがないので、何も感想が書けない。
唯一気になると言えば、門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」か。タイトルが間違いなく「銀河鉄道の夜」を意識しているので、どんな小説かが気になるのだ。
どれも、これから機会があれば読みたいと思うけどね。
ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本
そのためにも、まずは、恒例、ラジオ日本の「文学賞メッタ斬り!スペシャル」を聞いて勉強しようかと思ったら、ショックなことに、今回は放送がなかったみたい。
大森望さんのツイート: "文学賞メッタ斬り!版予想は、あとしばらくニコ生でタイムシフト視聴出来ます(有料) 【ニコ生(2018/01/12 19:30開始)】【生放送】大森望×豊﨑由美「『文学賞メッタ斬り!』ライブ in 五反田 part3 ?? 第158回芥川賞・直木賞徹底予想SP」… https://t.co/W46JRAZP2p"
大森望さんのツイート: "2018年最初のイベントはこちら。今回は、ラジオ日本の放送およびポッドキャストがないので、ぜひゲンロンカフェに! セカオワSaori初小説の評価は? 賢治対決の行方は? 大森望×豊﨑由美「『文学賞メッタ斬り!』ライブ in 五反田 part3 第158回芥川賞・直木賞徹底予想SP… https://t.co/YnryUsTu5E"
代わって、ニコ生のみでの配信となったようだ。うーん、残念。
これだけのために有料会員になる気もしないしな。
関連記事:
第157回芥川賞は沼田真佑氏、直木賞は佐藤正午氏:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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芥川賞、直木賞が決定。セカオワ・Saoriの「ふたご」は受賞逃す
完全に忘れていたが、1月16日夜、第158回芥川賞・直木賞の受賞作が発表されたそうだ。
今回、芥川賞は石井遊佳さんの「百年泥」と、若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」の2作が選ばれ、直木賞は、門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」が選ばれたらしい。
今回、一番話題になっていたのは、直木賞候補にはロックバンド「セカイノオワリ」のSaoriこと藤崎彩織の「ふたご」という作品が候補になったことだが、残念ながら受賞は逃したみたい。
ちなみに、今回の候補作は次の通り。
【芥川賞候補作品】
・石井遊佳(いしい・ゆうか)「百年泥」(新潮 11月号)
・木村紅美(きむら・くみ)「雪子さんの足音」(群像 9月号)
・前田司郎(まえだ・しろう)「愛が挟み撃ち」(文學界 12月号)
・宮内悠介(みやうち・ゆうすけ)「ディレイ・エフェクト」(たべるのがおそい vol.4)
・若竹千佐子(わかたけ・ちさこ)「おらおらでひとりいぐも」(文藝 冬号)
【直木賞候補作品】
・彩瀬まる(あやせ・まる)「くちなし」(文藝春秋)
・伊吹有喜(いぶき・ゆき)「彼方の友へ」(実業之日本社)
・門井慶喜(かどい・よしのぶ)「銀河鉄道の父」(講談社)
・澤田瞳子(さわだ・とうこ)「火定」(PHP研究所)
・藤崎彩織(ふじさき・さおり)「ふたご」(文藝春秋)
宮内悠介 - Wikipedia
残念ながら、今回の芥川賞・直木賞候補でお名前を存じているのは、SF作家の宮内悠介さんぐらい。それも一冊だけ「盤上の夜」という短編集を読んだことがあるぐらいだ。
などと思って、Wikipediaを確認したら、この「盤上の夜」って、2012年に第147回直木賞候補になっていたんだな。
それに加えて、三島由紀夫賞、山本周五郎賞の候補にもなったことがあり、三島賞は受賞。
芥川賞、直木賞と併せて、この4賞の候補になった作家は史上初なのだそうだ。
さらに、宮内悠介さんは、今回以前にも、2016年には「カブールの園」が第156回芥川賞候補となっており、2017年には「あとは野となれ大和撫子」が第157回直木賞候補になっている。
芥川賞、直木賞の両方で複数回候補になった作家もおそらく初めてではないだろうか(違っていたらごめん)。
それ以外にも、「盤上の夜」は第33回日本SF大賞を受賞し、「彼女がエスパーだったころ」で第38回吉川英治文学新人賞も受賞しており、現在38歳ながら、SFと純文学の間のジャンルを横断的に活動する作家として稀有な存在になりつつあるようだ。
話が脱線したが、残念ながら、今回は、芥川賞も、直木賞も、受賞者の方々について全く知らず、作品も読んだことがないので、何も感想が書けない。
唯一気になると言えば、門井慶喜さんの「銀河鉄道の父」か。タイトルが間違いなく「銀河鉄道の夜」を意識しているので、どんな小説かが気になるのだ。
どれも、これから機会があれば読みたいと思うけどね。
ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本
そのためにも、まずは、恒例、ラジオ日本の「文学賞メッタ斬り!スペシャル」を聞いて勉強しようかと思ったら、ショックなことに、今回は放送がなかったみたい。
大森望さんのツイート: "文学賞メッタ斬り!版予想は、あとしばらくニコ生でタイムシフト視聴出来ます(有料) 【ニコ生(2018/01/12 19:30開始)】【生放送】大森望×豊﨑由美「『文学賞メッタ斬り!』ライブ in 五反田 part3 ?? 第158回芥川賞・直木賞徹底予想SP」… https://t.co/W46JRAZP2p"
大森望さんのツイート: "2018年最初のイベントはこちら。今回は、ラジオ日本の放送およびポッドキャストがないので、ぜひゲンロンカフェに! セカオワSaori初小説の評価は? 賢治対決の行方は? 大森望×豊﨑由美「『文学賞メッタ斬り!』ライブ in 五反田 part3 第158回芥川賞・直木賞徹底予想SP… https://t.co/YnryUsTu5E"
代わって、ニコ生のみでの配信となったようだ。うーん、残念。
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