2017年12月度の首都圏ラジオ聴取率の調査結果から [ラジオ]
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2017年12月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果 | ビデオリサーチ
すっかり見落としていたが、1月17日に、2017年12月度の首都圏ラジオ聴取率の調査結果が発表されていたようだ。
首都圏のラジオ平均聴取率5.1%、高齢者は平日で7.8%(2017年12月度版)(最新) - ガベージニュース
この聴取率調査の方式だが、2016年4月以降、それ以前の紙のアンケート方式から変わり、専用の携帯型調査票を回答者に貸与して必要事項を逐次入力してもらい、調査終了後に回収して記入されたデータを読み取り精査する「携帯型調査票」、および、ウェブ経由(パソコンあるいはスマートフォン)での回答による方法に変更されているそうで、その前後での聴取率の変動については、あまり意味がないかもしれないそうだ。
さて、今回は、平日・休日を合わせた全体としてのラジオ平均聴取率は5.1%で、これは10月度の5.4%から再び急降下したことになる。
しかも、20歳以上に比べて、10代の聴取率の落ち込みが酷く、ラジオ局が必死で取り組んできた若年層の聴取率アップが成功していないことが分かる。
#スマラー | NHK・民放連共同ラジオキャンペーン
スマラーキャンペーンみたいなことはやっているが、結果がこれでは、事は深刻だな。
個々のラジオ局の、聴取率に関するニュースリリースを見ていこう。
J-WAVE(81.3FM)12月度聴取率調査で「M1」「F1」「M2」「F2」「M1+F1」「M2+F2」「学生」「20代男女」「30代男女」ほか首位を獲得! |株式会社J-WAVEのプレスリリース
真っ先に目につくのが、J-WAVEで、『「M1」「F1」「M2」「F2」「M1+F1」「M2+F2」「学生」「20代男女」「30代男女」ほか首位を獲得!』と題し、若い年齢層の聴取者をがっちり掴んでいることをアピールしており、実際、勢いを感じるな。
それ以外の局は、今のところ公式のニュースリリースはない。
彩葉@あやはさんのツイート: "今日TBSに行ったら聴取率第1位の看板が V99もいったのかー #TBSラジオ… "
ただ、こちらのツイートの写真によれば、TBSラジオ聴取率トップのV99は達成されたようだ。
それ以外に、私が聴いた番組内や公式ツイートで、番組が聴取率が同時間帯トップだと発表していた番組は次の通り。
・TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(聴取率1.6%)
・TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」
・TBSラジオ「アルコ&ピース D.C.GARAGE」
・TBSラジオ「JUNKバナナマンのバナナムーンGOLD」
・TBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」
・文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」
2017?18年度のテレビ、ラジオ営業収入見通し改訂 | 宣伝会議デジタル版
全体の聴取率低下は、そのまま広告収入の下落に結びつくことになるが、その点についてはこちらの資料が詳しい。
地上波ラジオ営業収入(ラジオ単営社の総営業収入+兼営社のラジオ営業収入)は、2016年度が全体で1.0%増だったのが、2017年度は2.2%減の減収予測で、2018年度もさらに0.9%減と減収が続くという予測となっている。
どうやらここまで調子が悪いと、聴取率の下落は、タイムフリーに流れているとか、そういう問題ではなさそうだ。
ラジオをよく聞いた高齢者層がさらに年を取り、聴取率の調査対象から外れる一方、10代の聴取率ががくんと下がっているのだから、この結果は当然だろう。
その影響を最も受けているのは、TBSラジオのようだから、若い層で既にトップに立つJ-WAVEの聴取率が、TBSラジオを上回るのは時間の問題かもしれないな。
関連記事:
2017年10月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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2017年12月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果 | ビデオリサーチ
すっかり見落としていたが、1月17日に、2017年12月度の首都圏ラジオ聴取率の調査結果が発表されていたようだ。
首都圏のラジオ平均聴取率5.1%、高齢者は平日で7.8%(2017年12月度版)(最新) - ガベージニュース
この聴取率調査の方式だが、2016年4月以降、それ以前の紙のアンケート方式から変わり、専用の携帯型調査票を回答者に貸与して必要事項を逐次入力してもらい、調査終了後に回収して記入されたデータを読み取り精査する「携帯型調査票」、および、ウェブ経由(パソコンあるいはスマートフォン)での回答による方法に変更されているそうで、その前後での聴取率の変動については、あまり意味がないかもしれないそうだ。
さて、今回は、平日・休日を合わせた全体としてのラジオ平均聴取率は5.1%で、これは10月度の5.4%から再び急降下したことになる。
しかも、20歳以上に比べて、10代の聴取率の落ち込みが酷く、ラジオ局が必死で取り組んできた若年層の聴取率アップが成功していないことが分かる。
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スマラーキャンペーンみたいなことはやっているが、結果がこれでは、事は深刻だな。
個々のラジオ局の、聴取率に関するニュースリリースを見ていこう。
J-WAVE(81.3FM)12月度聴取率調査で「M1」「F1」「M2」「F2」「M1+F1」「M2+F2」「学生」「20代男女」「30代男女」ほか首位を獲得! |株式会社J-WAVEのプレスリリース
真っ先に目につくのが、J-WAVEで、『「M1」「F1」「M2」「F2」「M1+F1」「M2+F2」「学生」「20代男女」「30代男女」ほか首位を獲得!』と題し、若い年齢層の聴取者をがっちり掴んでいることをアピールしており、実際、勢いを感じるな。
それ以外の局は、今のところ公式のニュースリリースはない。
彩葉@あやはさんのツイート: "今日TBSに行ったら聴取率第1位の看板が V99もいったのかー #TBSラジオ… "
ただ、こちらのツイートの写真によれば、TBSラジオ聴取率トップのV99は達成されたようだ。
それ以外に、私が聴いた番組内や公式ツイートで、番組が聴取率が同時間帯トップだと発表していた番組は次の通り。
・TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(聴取率1.6%)
・TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」
・TBSラジオ「アルコ&ピース D.C.GARAGE」
・TBSラジオ「JUNKバナナマンのバナナムーンGOLD」
・TBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」
・文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」
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全体の聴取率低下は、そのまま広告収入の下落に結びつくことになるが、その点についてはこちらの資料が詳しい。
地上波ラジオ営業収入(ラジオ単営社の総営業収入+兼営社のラジオ営業収入)は、2016年度が全体で1.0%増だったのが、2017年度は2.2%減の減収予測で、2018年度もさらに0.9%減と減収が続くという予測となっている。
どうやらここまで調子が悪いと、聴取率の下落は、タイムフリーに流れているとか、そういう問題ではなさそうだ。
ラジオをよく聞いた高齢者層がさらに年を取り、聴取率の調査対象から外れる一方、10代の聴取率ががくんと下がっているのだから、この結果は当然だろう。
その影響を最も受けているのは、TBSラジオのようだから、若い層で既にトップに立つJ-WAVEの聴取率が、TBSラジオを上回るのは時間の問題かもしれないな。
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