SSブログ

radiko.jpのサービス拡大のニュースから [ネット配信]

スポンサードリンク



radiko.jpg

「radiko」でNHKラジオを初めて配信 10月から半年間の期間限定で - ねとらぼ

2017年10月から、「NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」の一環で、試験的に、NHKラジオをradiko.jpで配信していたが、関東広域(1都6県)、福岡県域、宮城県域、広島県域、愛媛県域の5エリアのみで、関西では聞けないなど、あくまで限定的なものだった。
その期間限定の期限が3月末だったので、4月以降どうなるのかな、と思っていたら、ここにきて新たな発表があった。

radikoでNHKラジオの実験配信、4月から全国で 無料でライブ聴取可能 - ITmedia NEWS

サービスをさらに拡大して、4月12日から2019年3月末まで、全国47都道府県でradiko.jpからNHKラジオが聞ける実験配信を行うそうだ。

配信を行うのはNHKラジオ第1(8エリア8コンテンツ)、NHKラジオ第2(全国共通1コンテンツ)、NHK-FM(東京1コンテンツで全国共通)で、残念ながら、放送エリアを越えて聴取できる「エリアフリー聴取(ラジコプレミアム)」や、過去1週間の番組をいつでも再生可能な「タイムフリー聴取」(無料)には対応しない。
NHKラジオ第2、NHK-FMは、全国で同一コンテンツが流れるが、NHKラジオ第1は、各エリアごとの放送だけが聴ける形となる。

驚いたのは、「NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」試験配信が3月末で終わったのだが、新たな実験配信は、4月12日スタートで、現在、NHKのradiko.jp配信が行われていないこと。
どうせ、4月以降も続けるのなら、なぜ4月1日からサービスが継続できなかったのか・・・

なお、タイムフリーが始まって以降、正直、NHK以外のラジオ番組はほとんどタイムフリーで聴いていて、予約録音しているのは、ほとんどNHKラジオの番組という状態になっている。
NHKラジオさえ、タイムフリーに対応してくれたら、24時間録音用にタブレット端末を立ち上げておく必要もなくなるんだけどな。

radiko.jp | 2月1日(木)12時頃より、エフエム香川が配信を開始

(株)エフエム山口 | radioinfo.radiko.jp ラジオウェブ

今年に入り、2月1日(木)からはエフエム香川が、radikoでの配信を開始したが、さらに、4月2日(月)12時頃より、エフエム山口(配信エリア:山口県)が、radiko.jpでの配信を開始するそうだ。
こちらは、ラジコプレミアム(エリアフリー聴取)や、タイムフリーにも対応する。

radiko - Wikipedia

AMラジオ局に関しては、一応、全国のラジオ局がradiko.jpに参加している(NBC長崎放送の佐賀局を除く)ようだが、改めて見ると、FM局は、まだまだ未参加の局がたくさんあるんだな。
いずれも、JFN系列の局で「ドコデモFM」「LISMO WAVE」には参加しており、単純にネット配信が嫌だという訳ではないみたいだが、radiko.jpにお金を払って参加するだけのメリットはないという判断なのだろう。

radiko、ジャニーズ所属タレント出演番組がエリア&タイムフリーで聴取可能に - AV Watch

コンテンツについてもう一つ大きなニュースは、4月1日からラジコプレミアム(エリアフリー聴取)、タイムフリー聴取において、ジャニーズ事務所所属出演者の番組聴取が可能になるということだ。
SMAPの分裂独立以降、ネットでの攻勢を強めているのに、ようやく危機感を感じたのだろうか?
ジャニーズ事務所タレントのネット解禁が続いていたので、ようやくだが大きな前進だと思う。

なお、ジャニーズ所属タレントのエリア&タイムフリー解禁については、ゲストに出演するだけでも、普段聞いている番組全体がタイムフリー禁止になることがあり、大変迷惑していただけに、「ようやく」という気分だ。
以前は同様にエリア&タイムフリー禁止だったアミューズ所属タレントも、昨年一足早く解禁になり、私がよく聞く番組で、タイムフリー禁止なのはこの2つぐらいかな。

安住紳一郎の日曜天国|TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~

薬師丸ひろ子 ハート・デリバリー - Wikipedia

日曜天国については、安住紳一郎自身のこだわりで、タイムフリーは禁止しているようなので、今後も変わらないんだろうな。

薬師丸ひろ子は、どこの事務所なのかと思い調べてみたら、個人事務所みたい。だからこそ、著作権関係の交渉も面倒くさい点があるのかもしれない。
そういえば、この番組、聴取率が同時間帯首位となるぐらい人気のある番組なのに、番組の公式サイトさえ、ないんだよな。
その意味では、薬師丸ひろ子自身にも、何か深いこだわりがあるのかもしれない。

それ以外は、エリア&タイムフリーで制限が出そうなのは、一部の選挙関連とスポーツ特番ぐらいかな。
それでも、サービス開始当初に比べれば、随分、制限は緩和されたものだとは思う。

関連記事:
radiko.jpがスマートスピーカーでしたいこと:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ





ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ



スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 2

関東のラジオ聴き

NHKのradikoでの全国配信は確かに前進になりますね。ただ、タイムフリー・エリアフリーがないのは物足りないですね。
NHKがタイムフリーで聞けるなら、高校野球と大相撲を特に聞きたいなと。大相撲ならテレビでは好きでも嫌いでもない親方が解説していた日にラジオでは北の富士さん(千代の富士の師匠だった元九重親方)だったり舞の海さんが解説していたら気になる取組についてどうコメントしていたかを聴いてみたいし、高校野球なら名物アナと言われるアナウンサーが得点シーンやビッグプレーをラジオでどう実況したかを聴いてみたいし。相撲協会はabemaTVで本場所の生中継のために映像を提供しているようなのでネット放送に対して寛容な気がしますが、高野連はどうか…。「バーチャル高校野球」を朝日新聞と共同で運営しているABCとか春のセンバツでネット中継を独占しているMBSのような既得権益に忖度してしまったら難しそうな気が。
言うときりがなくなりますが、エリアフリーになればブロック限定のナイター中継やブロック独自放送の名物番組が聴けて面白いかなと思いますし、FMの地域放送が聴けるようになれば地区別番組やJリーグ、夏の甲子園代表決定戦のような都道府県限定のスポーツ中継も聴けるようになりますよね。
radikoの配信拡大の一方、NHKはらじるらじるのキャンペーンにも力を入れているようですね。今年のセンバツ高校野球中継でこのキャンペーンのスポットがラジオ第一の番宣と一緒にバンバン入っています。スマホでも聞けることをオリエンタルラジオが番組出演者(又吉直樹、松村邦洋、壇蜜、西田敏行ら)を巻き込んでラップでPRするというものです。NHKは各チャンネルで諸々をにらんだ改編をしているようですね。「あとは寝るだけの時間」が月1回1時間だけの放送だったのが隔週2時間に拡大するし、TOKYO FMの「タイムライン」を意識したような報道系の番組を夜7時のニュースを内包する形でスタートさせるし。あと、平日夕方5時台をブロック限定番組を全国配信する枠にするというNHKだからこその動きもあります。
by 関東のラジオ聴き (2018-04-03 13:01) 

naniwa48

関東のラジオ聴きさん、こんにちは。NHKラジオの全エリア配信は、各県の放送のほとんどが同じ番組だけに、効率(お金的にも)の点で難しそうですね。むしろ、リアルタイム配信は今のままでいいから、各県独自の番組は、オンデマンドで配信してくれればいい気がします。
「あとは寝るだけの時間」はまだ聞いてなかったのですが、隔週になるんですか。それは嬉しいな。
一方で、「アナウンサーのディープな夜」は終ってしまいましたね。しかも、うっかりテレビ版も見逃してしまい、残念です。
by naniwa48 (2018-04-03 19:02) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。