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綾瀬市立電子図書館を利用してみた [電子書籍]

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現状、日本の電子図書館では最大級と言われている綾瀬市立電子図書館が、近隣自治体に住む私でも利用可能と知り、早速、利用してみた。

施設案内・綾瀬市立図書館本館 | 綾瀬市立図書館

綾瀬市立電子図書館を利用するには、まず、紙の本が借りられる図書館の利用登録をして利用者カードを作成し、その上で、電子図書館の利用登録をする必要がある。

利用者カードは、綾瀬市立図書館のどこでも作れるのだが、電子図書館の利用登録は本館でしか行なえないため、電子図書館が利用したければ、綾瀬市立図書館本館に行ってまとめて手続きをしてしまうのが手っ取り早いと思う。

綾瀬市オーエンス文化会館のホームページ|あやせまなびnet

綾瀬市立図書館本館は、綾瀬市のど真ん中の市役所にも近い、綾瀬市オーエンス文化会館に隣接してある。綾瀬市は市内に鉄道の駅がないので有名なので、公共機関はバスしかない。ただ、駐車場は、文化会館のものも利用でき、十分な広さがあるので、車で行っても大丈夫だ。

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図書館の利用登録するともらえるのが、上の利用者カードで、さらに電子図書館の利用登録をすると、下のアカウントとパスワードが印刷された薄いカードがもらえる。
利用者カードには、バーコードとID番号が印刷されているが、こちらは、図書館での貸し出し返却と、図書館のWebサイトで図書を予約するときに使う。
一方、電子図書館では、利用者カードは使わず、下のカードに書かれたアカウントとパスワードのみを使用する。
2つのアカウントを、図書館本館の端末でペアリングするような手続きをして、電子図書館が利用可能となるらしい。
なお、電子図書館のパスワードは自分では変更できないようなので、もらったカードは絶対に紛失しないように(あるいは確実にメモすること)。

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綾瀬市立電子図書館

こちらが、綾瀬市電子図書館のトップページ。右上のアカウントをクリックすると、ログイン画面になるので、カードに書かれたアカウントとパスワードを入力すると、電子書籍を検索し、予約したり、貸し出し、返却することができるようになる。

OverDrive App - Borrow eBooks, audiobooks, and more from your local public library.

この電子図書館は、電子図書配信をするメディアドゥホールディングス社とオーバードライブ社の提携により構築されたシステムを使用しているそうで、電子図書館で配信される海外の書籍については、上記のOverDriveアプリでも、綾瀬市電子図書館のアカウントでログインすると、読むことができるようだ(日本の電子書籍は読めなかった)。

電子書籍は、検索機能で探すか、ジャンルごとのリストから探すか、図書館の特集ページから見つけることになるが、検索機能やジャンルごとのリストから読みたい本を探すのは非常に難しい。

そもそも、蔵書数は1万2,000冊程度というが、そのうち青空文庫が1万1,000冊を占め、そうでない電子書籍は1,000冊ぐらいしかない。しかも、出てくる本も、OverDrive社が提供していると思われる洋書が半分ぐらいある印象なので、例えば、ミステリーのジャンルで書籍を一覧表示すると、洋書ばかりがずらりと並び、文学のジャンルで一覧表示すると、青空文庫ばかりが並ぶ結果となっている。

検索機能を使うにしても、例えば、パッと思いつく自分の好きな作家の名前を入れても、ほとんどの場合、検索結果は「見つかりません」に終わるから、ほとんど役に立たない。
著作権切れでない電子書籍が、1,000冊ぐらいしかないのだから、当然かもしれないが。

なので、まずは、図書館の特集ページから、おすすめの電子書籍や、最新入荷の電子書籍を見て、借りるのが得策だろう。

とはいえ、昔試した千代田区の電子図書館に比べれば、随分、著作権切れでない電子書籍は増えており、探していて見つけた本をいくつかピックアップしておくと、

・筒井康隆「わたしのグランパ」「原始人」「48億の妄想」
・梶尾真治「つばき、時跳び」
・あさのあつこ「ガールズ・ブルー」「ありふれた風景画」
・西村京太郎「みちのく殺意の旅」「ミニ急行「ノサップ」殺人事件」
・石田衣良「シューカツ!」「池袋ウエストゲートパーク」
・角田光代「ツリーハウス」
・姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」
・吉田修一「パーク・ライフ」「横道世之介」
・内田春菊「ファザーファッカー」
・柳美里「フルハウス」
・小川洋子「妊娠カレンダー」
・角田光代「対岸の彼女」「空中庭園」
・宮本輝「彗星物語」
・貫井徳郎「新月譚」
・海老沢泰久「帰郷」
・絲山秋子「沖で待つ」
・岩井志麻子「黒焦げ美人」
・阿刀田高「響灘(ひびきなだ) そして十二の短篇」
・向田邦子「あ・うん」
・瀬尾まいこ「強運の持ち主」「戸村飯店 青春100連発」
・井上ひさし「青葉繁れる」
・道尾秀介「ソロモンの犬」
・近藤史恵「天使はモップを持って」
・坂木司「ワーキング・ホリデー」

といったように、結構、小説、エッセイのジャンルでも、名の知れた作家、作品が見つけられる。

マンガも、つのだじろう、安野モヨコ、横山まさみち、あいみてつろう、赤塚不二夫、六田登、園山俊二、望月あきら、剣名舞、佐藤秀峰、久住昌之、柳沢きみおなどの一部の著作が登録されている。

Prime Reading

感覚的には、Amazonプライム会員が約700冊の本、雑誌が読み放題になる「Prime Reading」を利用するのと似た感じか。
決して、ライブラリが充実している印象はなく、「これを読みたい」と思って探しても見つかる可能性はほぼゼロだが、探していると、「あ、こんな本が読めるのか!」という発見はある感じだ。

とはいえ、システムとして、読みたい青空文庫以外の本を探すのが大変手間なのは、もう少し改善して欲しいところ。
もちろん、大量の青空文庫の名作を読みたい人もたくさんいるかもしれないが、青空文庫は、すべて著作権切れの著作物なので、そもそも貸し出し期限がある不便な電子図書館のシステム利用して読む意義が、私にはよくわからない。

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電子書籍は、Webブラウザで読むのだが、日本語の縦書きにも対応しているが、ルビは付いていないようだし、触ってみた範囲では、文字サイズを変更することはできなかった。

全国屈指でも蔵書数は1万2,000冊程度……電子書籍図書館がショボくて、青空文庫ばかりの理由とは? - 日刊サイゾー

ただ、この蔵書状況を「ショボい」と笑うサイゾーのようなメディアもあるが、いかがなものだろう?

綾瀬市立図書館:電子書籍を導入 あすから貸し出し /神奈川 - 毎日新聞

調べたら、綾瀬市電子図書館自体、2018年4月1日というから、つい先日スタートしたばかりのサービスらしい。
今後さらに導入数を増やし、2022年度末までに、青空図書館以外の分も含めて約2万タイトルまで増やす計画だというから、もう少し長い目で見てあげるべきじゃないだろうか。

実際、ライブラリを探していて、結構貸出し中の本は多く、思ったよりは利用されている印象だし、市民には歓迎されているのではないかと思えたな。

関連記事:
電子図書館を再度利用してみよう:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ





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