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radiko.jpに関する新しい情報をいくつか [ラジオ]

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NHK、radikoへの番組提供で週平均約22万人が利用。エリアフリー求める声も - AV Watch

「NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」の一環として、radiko.jpで、NHKのラジオ番組を試験的に提供しており、今のところ2019年末まで配信予定だが、2017年度に関するアスクセス数のデータが発表された。

毎週の訪問者数の四半期平均は、2017年度第3四半期が216,717、第4四半期は224,216だったそうだ。絶対数はともかく、利用者数は順調に伸びているようだ。

なお、「らじる★らじる」のサイト・アプリを通じた提供(訪問者は全国が対象地域)では、2017年度第3四半期が811,780、第4四半期が907,252だったそうなので、それに比べればまだ少ない。
とはいえ、宣伝告知の行き届かない試験的配信だし、配信エリアも「らじる★らじる」に比べると、近畿圏で配信されなかったことなど制限があることを考えれば、実際の利用者数は大きな差はない気がする。

利用者からの意見として、継続を望む声や、エリアフリーへの対応、対象エリアの拡大などの要望も寄せられたそうだが、NHKは今後どうするのだろうか。

コスト的には、独自でやるより、radiko.jpに乗っかる方が安くつくはずであり、受信料の有効活用という意味では、radiko.jpに一本化して欲しい気はするな。

FM福井が「radiko.jp」配信開始へ 「県外リスナーの獲得に弾みを」 - 福井経済新聞

4月には、FM山口がradiko.jpに参入したのに続き、2018年7月2日12時頃から、FM福井もradiko.jpでの配信を開始した。
エリアフリー、タイムフリーも利用可能とのこと。
記事内で注目なのは、営業部長の堀謙さんの次の発言。

TOKYO FMの調べによると、首都圏ではラジオリスナーの半数がラジコの利用者。当社にもラジコに関する問い合わせが以前から多数あり、スマートフォン利用者の増加、家庭におけるWi-Fi環境の普及、若年層のリスナー開拓などの観点から参加を決めた

「首都圏では、ラジオリスナーの半数がラジコの利用者」という部分は、ホンマかいな。
眉唾物の気がするのだが。
別のところでは、radiko.jpでの聴取者数は、ラジオ全体の1割程度と聞いたことがあるので、今回の発言は、「半数」という言葉の前に、いろんな前提条件が付いている気はするのだが、そうでないなら凄いことかもしれない。

ただ、radiko.jpの影響力が増しているのは確かなようだ。

短波のラジオ NIKKEI、10月から6MHz中心の送信体制へ変更。背景にradiko利用者増 - AV Watch

短波放送のラジオNIKKEIは、これまでラジオNIKKEI第1、第2の各チャンネルを、短波の3MHz、6MHz、9MHzの3つの周波数帯で同時放送していたを、が、10月1日からは、基本的に一番リスナーが多い6MHzを中心に送信し、一部時間帯は3MHzで補強・代替する体制に移行し、9MHzは通常は休止し、大地震など大規模災害の発生時などで緊急放送に利用する体制となるそうだ。
この再編の一番の目的は、放送に掛かるコストの削減にあるのだと思うが、上の記事によれば、放送の縮小に踏み切った理由の一つとして、スマートフォンやスマートスピーカーを使い、radikoからラジオ NIKKEIを聴くリスナーが増えたこともあるという。

配信コンテンツに関しても、小さい進展が。

薬師丸ひろ子 ハート・デリバリー - Wikipedia

4月からジャニーズ系タレント出演の番組がタイムフリー解禁となったていたが、7月から「薬師丸ひろ子 ハート・デリバリー」もついにタイムフリー解禁となったようだ。

安住紳一郎の日曜天国|TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~

テレフォン人生相談 | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93

レギュラー番組で残るは、TBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」とニッポン放送の「テレフォン人生相談」がタイムフリーに対応していないが、日曜天国は安住アナのポリシーみたいだし、人生相談は相談者の個人情報保護の観点があるからみたいなので、今後も方針が変わることはなさそうだ。

トピックス | 一般社団法人 日本民間放送連盟

さらに、現在決勝リーグ中の「2018 FIFA ワールドカップ」の日本戦中継は、「radiko.jp」でもサイマル配信されたが、タイムフリーは不可だった。
これについては、単に、「2018 FIFA ワールドカップ」の放送契約時に、「radiko.jp」とエリアフリーサービスは既に存在したので、契約書に盛り込めたが、タイムフリーに関してはまだ存在しなかったので、契約書に盛り込めなかった、というシンプルなお話だと思う。

新しい地図のネット戦略のお蔭か、ジャニーズタレントのネットでの大きな制約がようやく取っ払われた。
さらに、これまでもスポーツイベントの「radiko.jp」の扱いは徐々に改善されており、今後のスポーツイベントでは、順次タイムフリーでも聴けるよう改善されてゆくと思うな。

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関東のラジオ聴き

ラジコは業界にいろいろな影響を及ぼしているようですね。
NHKはラジコについて何となくよそ者感があるのか、「この番組はらじるらじるの他、民放のサイマル放送サイト、ラジコでもお聞きいただけます」と番組内で何度かアナウンスすることがあります。今はあくまでも実証実験の最中と言う考えがあるからか、あまりフィーチャーするつもりはなさそうな気がします。
ラジオNIKKEIのチャンネル縮小というのは痛し痒しという感じがします。ラジコのおかげでリスナーが増えたのはうれしいことでしょうが、チャンネル編成の縮小というのはなんとも言えない感じでしょうか。
by 関東のラジオ聴き (2018-07-06 18:06) 

naniwa48

関東のラジオ聴きさん、こんにちは。
中波や短波の送信局は、アンテナ設備の面積も大きく、その維持コストも莫大なので、AM局のほとんどは早くワイドFM1本に移行したいというのが本音だと思います。
ラジオNIKKEIの場合、全国放送なので、ワイドFM化が不可能。少しでも送信コストを減らすには、あまり使われていない電波は停波するしかないのが本音でしょう。

by naniwa48 (2018-07-07 00:34) 

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