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「ゴロウ・デラックス」が今春で終了らしい　[テレビ] [編集]

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稲垣吾郎ＭＣ番組「ゴロウ・デラックス」今春終了へ(日刊スポーツ) - goo ニュース

稲垣吾郎がMCを務め、パートナーの外山恵理アナと、様々な本の著者を迎え、話題の本や、作家について掘り下げる読書バラエティ「ゴロウ・デラックス」（TBS）が、3月一杯で終了するらしい。

2011年4月にスタートしたというから、8年続いた歴史に幕を下ろすことになる。
私自身、初代パートナーの小島慶子時代から、毎週録画して見続けていたし、この番組で知って読んだ本、作家も多く、とても愛着がある番組だっただけに、ショックが大きい。

この番組、稲垣吾郎ファンでなくても、本好きなら見ている人は多かったのにな。

また、この番組は、作家側の評価も高かった。作家のパーソナルヒストリーに焦点を当てつつ、朗読も交えて、しっかり本の中身も紹介してくれる、今のテレビでは、ありそうで他にない良心的な番組だからだ。
そのため、他の番組には一切出ない作家が、この番組だけは出てもいい、あるいは、出たいという人が多かった。

TBSが存続を決定！稲垣吾郎の「ゴロウ・デラックス」だけが打ち切りを免れた理由とは？ - Johnny's Watcher

この番組、SMAP解散の時に、すでに終了してもおかしくはなかったのだが、TBS側が「無くすには惜しい」貴重な番組だ、ということで継続が決定した経緯があるだけに、なぜ今？というモヤモヤは残る。

【終了】ゴロウ・デラックスが今春で終了番組ファンからは落胆の声 : まとめダネ！

ツイッターでも、終了にショックを受ける人や、終了を惜しむ人がたくさんいて、私も共感できるところが多い。

作家や本をテーマにしたバラエティ番組というと、

爆笑問題のススメ - Wikipedia

最初に記憶があるのが、「爆笑問題のススメ」で、爆笑問題と眞鍋かをりが司会を務め、主に作家をバー風のスタジオに迎えトークをする深夜番組。
太田光が本好きだということを知ったのは、この番組だったが、今となっては眞鍋かをりへのセクハラトークがひどかったので、今だと炎上確実だな。

文筆系トークバラエティご本、出しときますね？｜BSテレ東

最近だと、本好きなオードリー若林が、若手作家を中心にトークを繰り広げる「ご本、出しときますね？」（BSテレ東）が抜群に面白かったが、すぐに終わってしまったのが残念。
西加奈子、朝井リョウ、長嶋有、加藤千恵、村田沙耶香などの個性的でトークも面白い若手作家たちを知れたのは、この番組のお蔭と言っていい。
これは、本も出ているので、興味ある方はご一読を。

今も見られる番組というと、

ＢＳ日テレ - 「久米書店midnight～夜の本の虫～」番組サイト

久米宏と壇蜜のコンビで、本や作家を紹介する「久米書店midnight～夜の本の虫～」（BS日テレ）ぐらいか。
ただ、久米宏の悪い癖で、ゲストの作家を差し置いて、久米宏がしゃべり過ぎてしまう、というところは今も変わらない。
とはいえ、自分からはあまりしゃべらないのに、いつ振られても、的確で面白い質問や感想が返ってくる壇蜜は凄い。

100分 de 名著

もう一つ、こちらはほぼ古典しか扱わないので、作家がゲスト出演することはないが、Eテレの「100分 de 名著」は、優れた教育番組だと思う。
ある古典作品を取り上げて、その時代的背景から紐解き、100分で本の中身が分った気にさせるというコンセプトの番組。
伊住院光がレギュラーとして出演しているが、的確な情報整理とまとめの能力が素晴らしく、これは、なかなか他に代われる人がいないかも。

今やこのぐらいしかない。

そんなこともあって「ゴロウ・デラックス」が終わるのは、本当に惜しいと思う。
作家も、優良な宣伝の場を失うことになり、がっかりだろう。

ネット配信オンリーでもいいから、番組、続けてくれないかなぁ。

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