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地上波マルチメディア放送「i-dio」の終焉 [放送メディア]

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i-dio放送、2020年3月31日で終了 - AV Watch

VHF-Low周波数帯を利用したマルチメディア放送サービス「i-dio」が、とうとう2020年3月31日で終了することが発表された。
全国一斉での終了となる。

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ただし、喜多方市、焼津市、加古川市向けに提供中の防災サービス「V-ALERT」は、「2020年4月以降も引き続き音声チャンネルを伴ったサービスとして利用自治体に提供する」ということで、完全に電波が止まる訳ではないらしい。

「V-ALERT」で地方自治体から得られる収入なんて微々たるものだろうから、赤字を垂れ流しながらも、防災サービスという社会的影響力もあって、総務省も簡単に許してくれないし、簡単には辞められないという状況なのだろうと思う。

別のニュース記事では、「各自治体が代替サービスへの移行を終えるまで提供を継続する。」ともあり、おそらくFM放送ベースのJ-ALARTなどに置き換えが完了するまでは、継続することになるだろう。
ただ、税金が絡むだけに、変更のための費用は誰が出すのか、といったところも含めて、今後大揉めしそうだな。

i-dioは、技術的には、ハイレゾ級の高音質放送であったり、車載端末向けのデータ配信だったり、今までにない挑戦があった新しい放送サービスではあった。

しかし、肝心の普通のラジオ受信機が市販されなかったことが、放送の普及を阻害したと思う。

日本では、衛星モバイル放送「モバHo!」、有料の地上波マルチメディア放送「NOTTV」、そして、無料の地上波マルチメディア放送「i-dio」がことごとく失敗したので、もう今後はデジタルラジオ放送に手を出す企業はないだろう。

空いたV-LOW周波数帯は、何に使うのかな?

関連記事:
i-dioはそろそろ終わるのか?:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ



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