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地上波デジタルマルチメディア放送「i-dio」が終了 [放送メディア]

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VHF-Low帯を利用したデジタルマルチメディア放送「i-dio」が、2020年3月31日で終了した。

i-dio 放送終了のお知らせ - 2019.12.25 - i-dio

3月31日の23:59までは放送するのかと思っていたら、聞こうと思ったら既に終わっていて、どうやら正午には、全国一斉に停波したみたいだ。アプリを起動しても、既に何も音は出ていない。

i-dio Player 開発日記 ? Just another WordPress site

こちらの非公式アプリ「i-dio Player」は、公開を終了していたのだが、放送終了の発表を受け、再び公開していたみたい。
それも、ついに、それも使い道がなくなったが、試しに立ち上げて、ネット経由で再生を試みてみたら、Voice Road Channelだけが、BGMが流れ続けているみたいだが、すぐに切れてしまう。

i-dio 新放送サービス

公式サイトは、終了のニュースリリースは掲載されているものの、放送中のままの情報が放置されたままで、なんだかなぁ、と思ってしまう。

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V-ALERT by i-dio 自治体防災情報伝達システム

なお、唯一、喜多方市、焼津市、加古川市向けに現在提供中のV-ALERTについては、2020年4月以降も引き続き音声チャンネルを伴ったサービスとして利用自治体に提供するというから、今でも放送が流れているらしい。


とはいえ、エリア限定のガードが掛かった放送なので、これを公式にエリア外で視聴する手段はない。

衛星デジタルラジオ放送「モバHO!」、携帯端末向け有料マルチメディア放送「NOTTV」に続いて、無料の地上波デジタルマルチメディア放送「i-dio」が終焉を迎えた。

ありとあらゆるビジネス形態が失敗したことで、今後、日本で、モバイルのデジタル放送や、デジタルラジオ放送をやろうという企業は、出てくることはないだろうな、と思える。

一方で、「i-dio」がなくなった空き周波数帯は、今後、何に使われるのかも、気になるところだ。
総務省のホームページを見ても、まだ、空きエリアの利用に関して何か審議が行われた形跡はないようだ。

個人的には、AM放送の終了に向け、ワイドFMのエリア拡大に使えばいいと思うのだが。

とはいえ、現状、ワイドFM対応でも、95MHzまでしか選局できないラジオを発売しているメーカーも多いため、またワイドFMの仕様が変わると、メーカーも大変だな。
変えるなら、総務省は、メーカーのためにも、早めの方針変更を決断して欲しいところだ。

関連記事:
地上波マルチメディア放送「i-dio」の終焉:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ





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