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レコードの売り上げがCDを上回ったそうだ [音楽]

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20年1~6月の米レコード販売、CDを逆転 1980年来初 (写真=ロイター) :日本経済新聞
米国で、2020年1~6月期のレコードの売上高が、1980年代以降で初めてCDを上回ったそうだ。

記事では、音楽配信サービスの普及でCDの販売が低迷する一方、新型コロナウイルス禍で家庭でレコードをかける人が増えたためと分析しているが、詳しいデータを見ると、若干違う気もする。

2020年1~6月のレコード売上高(小売り販売)は、前年同期比4%増の微増の2億3200万ドルだったのに対し、CDの売上高は48%減の、1億2900万ドルにとどまったという事実を見れば、レコードがCDを上回ったというよりは、CDが勝手に激減している、という方が正しいだろう。

その原因は、音楽配信サービスの普及であるのは間違いないのだが、その音楽配信サービス自体にも、大きな変動が起きている。

初の売り上げ逆転 音楽ストリーミングがダウンロード抜く 18年 - ITmedia ビジネスオンライン

こちらは、日本のニュースだが、デジタル音楽配信サービスで、昨年、ストリーミングの売り上げが、ダウンロードを初めて追い越したという。

ダウンロードについては、シングル、アルバム、音楽ビデオのコンテンツ買取販売が含まれており、一方、ストリーミングの内訳は、サブスクリプションサービス、音楽ビデオの課金再生、広告収入、音楽ビデオの課金視聴が含まれているので、最近流行りのサブスクリプションサービスだけで、ダウンロードを上回ったわけではない。

とはいえ、ストリーミング内で、サブスクリプションの占める割合はどんどん増えており、ここ数年の内に、音楽売り上げの主体が、サブスクリプションサービスになるのは間違いなさそうだ。

困ったことに、音楽産業全体の売り上げの減少傾向は、依然として続いており、それが音楽というコンテンツ産業の衰退につながるのか、気になるところだ。

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