音声配信プラットフォームの乱立で困るのはリスナー [ポッドキャスト]
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再注目される音声コンテンツの可能性? ――Spotify Japanに聞くポッドキャストの今 | 朝日新聞デジタル&M(アンド・エム)
再び注目を集め始めたポッドキャスト配信だが、一方で、昔、ポッドキャストを聴くとなると、事実上「iTunes」しかソフトがなかった時代とは違い、現在は、困ったことも起きている。
そもそもポッドキャストという呼び方自体が、アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」に由来することからも分かるように、昔、ポッドキャストを聴くためのアグリゲーターソフトというと、パソコン用の「iTunes」ソフトが業界標準であり、「iTunes」を使えば、聴けないポッドキャスト番組はなかった。
ところが、今は、その状況が変わってしまった。
「Spotify」「Amazon Music」といった音楽配信プラットフォームが、ポッドキャストに力を入れ始めたり、「Google Podcast」「Apple Podcast」といったスマホOSに結び付いたポッドキャストアプリ、「ラジオクラウド」「AuDee」「Voicy」など、新たな音声配信プラットフォームもいくつも誕生している。
TBSラジオ絡みの音声配信コンテンツだけを見ても、いろいろありすぎて困惑する。
TBSラジオFM90.5+AM954~何かが始まる音がする~
そもそも、TBSラジオは、一度ポッドキャスト配信から撤退し、「たまむすび」「伊集院光とラジオと」「JUNK」などなど、大半のラジオ絡みの音声配信は「ラジオクラウド」で配信を行っている。
TBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』 | Podcast on Spotify
ところが、「ジェーン・スー 生活は踊る」からスピンアウトして生まれたポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」は、プラットフォーム非依存のポッドキャスト番組であり、どのポッドキャストアプリでも利用可能だし、「ラジオクラウド」でも聴ける。
ジェーン・スーと高橋芳朗のPodcast『生活が踊る歌』Amazon Musicで配信 - 音楽ニュース : CINRA.NET
一方で、2021年1月11日からスタートした、ジェーン・スーと高橋芳朗がパーソナリティーを担当するポッドキャスト番組「生活が踊る歌」は。「Amazon Music」独占配信となっていて、「Amazon Music」以外では聴くことができない。
別冊アフター6ジャンクション | Podcast on Spotify
さらには、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」からスピンアウトして誕生したポッドキャスト番組「別冊アフター6ジャンクション」は「Spotify」独占配信であり、他では聴けない。
AudioMovieR オーディオムービー
さらには、高音質の立体音響を生かしたラジオドラマを「AudioMovie」という独立プラットフォームで配信していたりもする。
令和版・夜のミステリー、つけびの村、ギルティ、オリジナルドラマ『半沢直樹』敗れし者の物語など、まだ数は少ないが、どれも良質なラジオドラマとなっており、それを実現するために、独立した配信プラットフォームにせざるを得なかったのは理解で気はするのだが。
音声配信のプラットフォームが乱立したうえに、TBSラジオ絡みだけでも、各プラットフォームでしか聴けないコンテンツがたくさんあるのだから、利用する側から見れば、これほどややこしい話はない。
TBSラジオ全体として、音声配信をどういう方針で行ってゆくのか、リスナー視点から、もう少し真面目に考えて欲しいところだな。
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そもそもポッドキャストという呼び方自体が、アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」に由来することからも分かるように、昔、ポッドキャストを聴くためのアグリゲーターソフトというと、パソコン用の「iTunes」ソフトが業界標準であり、「iTunes」を使えば、聴けないポッドキャスト番組はなかった。
ところが、今は、その状況が変わってしまった。
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ジェーン・スーと高橋芳朗のPodcast『生活が踊る歌』Amazon Musicで配信 - 音楽ニュース : CINRA.NET
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別冊アフター6ジャンクション | Podcast on Spotify
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さらには、高音質の立体音響を生かしたラジオドラマを「AudioMovie」という独立プラットフォームで配信していたりもする。
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音声配信のプラットフォームが乱立したうえに、TBSラジオ絡みだけでも、各プラットフォームでしか聴けないコンテンツがたくさんあるのだから、利用する側から見れば、これほどややこしい話はない。
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