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「2021年本屋大賞」は、町田そのこの「52ヘルツのクジラたち」 [文学・小説]

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本屋大賞

書き忘れていて、ちょっと古い話題になってしまうが、全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2021年本屋大賞」が、2021年4月が14日に発表された。


今年の大賞は、福岡県京都郡在住の「町田そのこ」の小説「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)が選ばれたそうだ。

受賞作は、

自らの過去を断ち切るために東京から大分県の海辺の町に移り住んできた女性と、親から虐待を受けて言葉を発せなくなった少年の交流を描く。児童虐待やトランスジェンダーの問題などで心に傷を負った人々の声なき声が響きあう痛みと再生の物語。

とのこと。

2020年年4月に刊行され、累計部数は34万部に達しているという。


こちらは受賞会見の模様だ。

最終候補には、次の10作が挙げられ、その中から決戦東京で、「52ヘルツのクジラたち」に決まった。

・町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)
・青山美智子「お探し物は図書室まで」(ポプラ社)
・伊吹有喜「犬がいた季節」(双葉社)
・伊坂幸太郎「逆ソクラテス」(集英社)
・山本文緒「自転しながら公転する」(新潮社)
・伊与原新「八月の銀の雪」(新潮社)
・凪良ゆう「滅びの前のシャングリラ」(中央公論新社)
・加藤シゲアキ「オルタネート」(新潮社)
・宇佐見りん「推し、燃ゆ」(河出書房新社)
・深緑野分「この本を盗む者は」(KADOKAWA)

候補作を見て、伊坂幸太郎も、いまだ健在なんだなと、嬉しくなったし、「NEWS」の加藤シゲアキは、直木賞だけでなく、こちらにも最終候補になっていたんだな、と思った。

加藤シゲアキ『オルタネート』祝 第42回「吉川英治文学新人賞」受賞!HPに「受賞のことば」を掲載しました。:時事ドットコム

ちなみに、「オルタネート」は、第42回吉川英治文学新人賞を受賞したそうだ。
これは、これでエンタテイメント小説の新人賞では、見識が高い賞だと思っているので、俄然興味が湧いてきた。

最近、老眼もあって、活字を読むペースが落ちていて、全然これらの作品群に追いつけていないのだが、久々に大ファンだった伊坂幸太郎あたりから、まずは読んでみようかな。

関連記事:
第164回芥川賞・直木賞が発表に:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ





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