マンガ「ダーウィン事変」は文句なしの必読! [マンガ]
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「川島・山内のマンガ沼」というマンガをテーマにしたテレビ番組は、自分が知らない、知っていても読んだことがないマンガの魅力を教えてくれるので、毎週欠かさず見ているのだが、直近で川島さんが紹介してくれたこの漫画は、かなりの衝撃を受けた。
それは、「うめざわしゅん」という全く知らないマンガ家の「ダーウィン事変」というマンガだ。
ダーウィン事変|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌
2020年のアフタヌーン8月号から連載開始しており、現在、単行本は第2巻までが出ている。
【新連載】本日6月25日(木)発売のアフタヌーン8月号より『パンティストッキングのような空の下』のうめざわしゅん最新作『ダーウィン事変』新連載開始! 人間と、そうじゃないものが起こす世界大革命! そして第1話をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供します! 是非拡散してください!|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌
しかも、「ダーウィン事変」の第1話は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの形式で、転載自由となっているので、まずはとにかく読んで欲しい。
さて、どんなお話か、ご紹介してゆきたい。
テロ組織に襲われた生物科学研究所で、瀕死の妊娠しているメスのチンパンジーが保護されたが、彼女から生まれたのは、人間とチンパンジーのハーフ「ヒューマンジー」だった。
チャーリーは、見た目は人間よりはチンパンジーに近いが、知能は優れ、それでいて人間にはない高い俊敏性や腕力を持つ。
彼は、行方不明の父親に代わって、弁護士一家に引き取られ、チャーリーと名付けられ育てられた。
そして、ハイスクールに進学することになったのだが・・・
やっかいなのは、ヴィーガン急進派の「動物解放同盟(ALA)」が、チャーリーを組織のシンボルとして利用しようと、誘拐を試みたり、テロを起こしたりすること。
当然ながら、チャーリーにも、ALAにかかわっているのではないかと、疑いの目を向けられる。
この設定を聞いただけで、とんでもない厄介なテーマを描こうとしているのが、すぐにわかると思う。
彼の見た目で、周りの人間はどのような態度を取るのか。それは、人種差別のさらに強烈なものだ。
彼に、人権は認められるべきなのか、認められる条件はどこにあるのか。
宗教は、彼の存在をどう扱うのか。
自分自身が頭に思い浮かんだ疑問点が、そのまま、ストーリーの中で展開し、頭の中をかき乱す。
北米でのヴィーガンや、カソリック信者の実態についても、深く考えさせられる。
さらにこの話を面白くしているのは、主人公のチャーリーが、自分は動物ではあるが、人間ではないとは分かっていて、人間として扱って欲しいとさえ思っていない節があるところ。
彼の行動原理が、一般的な人間の思考回路とは異なる部分があるため、当然ながら、社会や法律と衝突する場面が出てくる。
今後、そこをどう描き切るつもりなのか、楽しみで仕方ない。
うめざわしゅん Web
作者の「うめざわしゅん」さんについては、全く知らないし、作品も読んだことがなかった。
1978年生まれで、1998年に20歳で漫画家デビュー。
既に40歳台だが、これまで、「ユートピアズ」「一匹と九十九匹と」「パンティストッキングのような空の下」「ピンキーは二度ベルを鳴らす」「えれほん」といった単行本が出ている。
特に2010年代になってからは注目を集め始め、作品集「パンティストッキングのような空の下」が、「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になったようだ。
こんなすごい作品を書くマンガ家をこれまで全く知らなかったのは、不覚としか言いようがない。
早速、過去作もすべて電子書籍で購入したので、それらもじっくり読んでいこうと思う。
関連記事:
やまもとりえ作4コマ漫画「Aさんの場合。」:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
マンガ大賞2022は、うめざわしゅん「ダーウィン事変」:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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「川島・山内のマンガ沼」というマンガをテーマにしたテレビ番組は、自分が知らない、知っていても読んだことがないマンガの魅力を教えてくれるので、毎週欠かさず見ているのだが、直近で川島さんが紹介してくれたこの漫画は、かなりの衝撃を受けた。
それは、「うめざわしゅん」という全く知らないマンガ家の「ダーウィン事変」というマンガだ。
ダーウィン事変|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌
2020年のアフタヌーン8月号から連載開始しており、現在、単行本は第2巻までが出ている。
【新連載】本日6月25日(木)発売のアフタヌーン8月号より『パンティストッキングのような空の下』のうめざわしゅん最新作『ダーウィン事変』新連載開始! 人間と、そうじゃないものが起こす世界大革命! そして第1話をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供します! 是非拡散してください!|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌
しかも、「ダーウィン事変」の第1話は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの形式で、転載自由となっているので、まずはとにかく読んで欲しい。
さて、どんなお話か、ご紹介してゆきたい。
テロ組織に襲われた生物科学研究所で、瀕死の妊娠しているメスのチンパンジーが保護されたが、彼女から生まれたのは、人間とチンパンジーのハーフ「ヒューマンジー」だった。
チャーリーは、見た目は人間よりはチンパンジーに近いが、知能は優れ、それでいて人間にはない高い俊敏性や腕力を持つ。
彼は、行方不明の父親に代わって、弁護士一家に引き取られ、チャーリーと名付けられ育てられた。
そして、ハイスクールに進学することになったのだが・・・
やっかいなのは、ヴィーガン急進派の「動物解放同盟(ALA)」が、チャーリーを組織のシンボルとして利用しようと、誘拐を試みたり、テロを起こしたりすること。
当然ながら、チャーリーにも、ALAにかかわっているのではないかと、疑いの目を向けられる。
この設定を聞いただけで、とんでもない厄介なテーマを描こうとしているのが、すぐにわかると思う。
彼の見た目で、周りの人間はどのような態度を取るのか。それは、人種差別のさらに強烈なものだ。
彼に、人権は認められるべきなのか、認められる条件はどこにあるのか。
宗教は、彼の存在をどう扱うのか。
自分自身が頭に思い浮かんだ疑問点が、そのまま、ストーリーの中で展開し、頭の中をかき乱す。
北米でのヴィーガンや、カソリック信者の実態についても、深く考えさせられる。
さらにこの話を面白くしているのは、主人公のチャーリーが、自分は動物ではあるが、人間ではないとは分かっていて、人間として扱って欲しいとさえ思っていない節があるところ。
彼の行動原理が、一般的な人間の思考回路とは異なる部分があるため、当然ながら、社会や法律と衝突する場面が出てくる。
今後、そこをどう描き切るつもりなのか、楽しみで仕方ない。
うめざわしゅん Web
作者の「うめざわしゅん」さんについては、全く知らないし、作品も読んだことがなかった。
1978年生まれで、1998年に20歳で漫画家デビュー。
既に40歳台だが、これまで、「ユートピアズ」「一匹と九十九匹と」「パンティストッキングのような空の下」「ピンキーは二度ベルを鳴らす」「えれほん」といった単行本が出ている。
特に2010年代になってからは注目を集め始め、作品集「パンティストッキングのような空の下」が、「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になったようだ。
こんなすごい作品を書くマンガ家をこれまで全く知らなかったのは、不覚としか言いようがない。
早速、過去作もすべて電子書籍で購入したので、それらもじっくり読んでいこうと思う。
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