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マンガ家・白土三平さんの訃報 [マンガ]

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「カムイ伝」白土三平さんが死去、89歳 作画の弟岡本鉄二さんも4日後死去 - おくやみ : 日刊スポーツ

漫画「シートン動物記」「サスケ」「カムイ伝」「カムイ外伝」「忍者武芸帳」などで知られる、マンガ家の白土三平さんが2021年10月8日に、誤嚥性肺炎のため都内の病院で亡くなっていたことが分かりました。89歳だったそうです。

白土三平さんと一緒に仕事をしていて、作画を担当していた弟の岡本鉄二さんも4日後に亡くなったというから、偶然なのか、気落ちしたのか・・・

10月8日というと随分前ですが、白土さんの妻の岡本春子さんが10月26日に、小学館を通じて発表したことでニュースになったようです。

葬儀は、故人の生前の希望により、親族のみで執り行い、お別れ会のなどを開く予定はないそう。

白土三平さんといえば、手塚治虫からも一目置かれていた巨匠であり、時代物の劇画というジャンルを作り上げた開拓者であったが、私が子供のころはそんなことを知る由もありませんでした。

私が一番最初に触れた白土作品は、テレビアニメの「カムイ伝」だったと思いますが、まだ子供だった私には、当時見ていた他の漫画とは、絵のタッチも描かれる内容も、完全に異質で惹かれるものがあったことだけは記憶にありますが、内容は全く理解できていなかったと思います。

漫画としての白土作品に直接触れたのは、大学時代。大学の図書館に、手塚治虫と並んで全集があり、それをガッツリ読んだときだと思う。

「カムイ伝」「カムイ外伝」「忍者武芸帳」を、手塚治虫の「火の鳥」などと並んで、それからの人生をどう生きるか、思索するために読んでいたと思います。

社会人になって以降は、なかなか読み返す機会はなく、あまりいい読者ではなかったとは思いますが、それでも、時々、白土さんの作品を読みながら考えたことを、幾度となく反芻してきたと思うな。

今から考えると、学生時代に読んだ白土さんの作品が、その後自分が生きるうえで、血となり肉となり生きているのだと思います。

だからか、白土さんの訃報を聞いて、手塚治虫が亡くなった時と同様に、心にぽっかり穴が開いたような寂しい思いを抱きました。

ご冥福をお祈りすると同時に、今は、電子書籍もあるので、これを契機に、また白土作品を読み直してみようと思います。
深い作品ばかりなので、歳をとった今、読み直せば、また新しい思い、考えが湧きだしてくると思うののです。

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