ユーキャン「2021新語・流行語大賞」が発表に [イベント・企画]
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『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表 コロナ&五輪関連半数占める「副反応」「13歳、真夏の大冒険」など(オリコン) - Yahoo!ニュース
日経トレンディの「2021年ヒット商品ランキング」に続いて、2021年の「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」が発表になった。
はぁ、もう今年も終わりなんだな、とため息が出る瞬間だ。
今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)(50音順)と、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)。
まずは、30個のノミネート語が発表されたが、その内訳は次の通り。
毎年言っているが、この賞にふさわしいのは、言葉が、元々の用途から独り歩きして、一般の人がいろんな場面で応用し始めているような言葉だと思っている。
その意味で、「イカゲーム」「うっせぇわ」「ウマ娘」「マリトッツォ」「NFT」「フェムテック」あたりは、そのコンテンツ、商品、サービス自体が、ヒットしたということであって、それこそ日経トレンディの「2021年ヒット商品ランキング」で評価すればいいだけのこと。
「ピクトグラム」「路上飲み」「黙食/マスク会食」なども、言葉自体が流行したというより、言葉自体より、言葉が示すものが注目されたり、その行為が流行ったということに近い。
オリンピック関連の言葉も、「エペジーーン」「スギムライジング」「13歳、真夏の大冒険」「チキータ」「チャタンヤラクーサンクー」など、その言葉で見慣れない競技が注目されたというのはたくさんあったが、残念ながら元の競技を超えて、応用され使われた言葉はなかったように思う。
あとは、社会評論なところから「SDGs」「ジェンダー論」「ヤングケアラー」「Z世代」「推し活」といったあたりが注目を集め、現代社会を語る上で、言葉として定着し始めているののも事実だろう。
そんな中、大谷翔平の活躍を表した言葉が独り歩きし、様々な分野で2つのことを成し遂げた人たちを紹介するのに「二刀流」という言葉が、間違いなく流行したと思うので、大賞は「二刀流」でいいんじゃないかと思う。頭の「リアル」は要らないけど。
残念なのは、今年はとうとう、お笑い芸人さんが作った流行語が、一つもランクインしなかったこと。「かまいたち」「見取り図」「空気階段」なんかは、最近凄い勢いだと思うのだが、いずれも一発ギャグで売る芸人じゃないから、こうしたランキングではランクインしにくいのだろうな。
なお、「2021ユーキャン新語・流行語大賞」の大賞とトップテンは、12月1日に発表されるそうだ。
関連記事:
辞書編纂者が選ぶ2020年の新語:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
ユーキャン「2021新語・流行語大賞」年間大賞は「リアル二刀流/ショータイム」:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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『新語・流行語大賞』ノミネート30語発表 コロナ&五輪関連半数占める「副反応」「13歳、真夏の大冒険」など(オリコン) - Yahoo!ニュース
日経トレンディの「2021年ヒット商品ランキング」に続いて、2021年の「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」が発表になった。
はぁ、もう今年も終わりなんだな、とため息が出る瞬間だ。
今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)(50音順)と、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)。
まずは、30個のノミネート語が発表されたが、その内訳は次の通り。
1.イカゲーム
2.うっせぇわ
3.ウマ娘
4.SDGs
5.NFT(ブロックチェーン技術を活用したデジタルアート唯一性証明手段)
6.エペジーーン(フェンシング)
7.推し活
8.親ガチャ
9.カエル愛(ボクシング入江聖奈選手)
10.ゴン攻め/ビッタビタ(スケボー解説)
11.ジェンダー平等
12.自宅療養(コロナ)
13.13歳、真夏の大冒険(スケボー)
14.ショータイム
15.人流(コロナ)
16.スギムライジング(ボッチャ杉村英孝選手)
17.Z世代(2021年時点で6~25歳の世代)
18.チキータ
19.チャタンヤラクーサンクー(空手)
20.ととのう(サウナ)
21.フェムテック(女性の健康課題を解決するテクノロジー)
22.副反応(コロナ)
23.ピクトグラム
24.変異株(コロナ)
25.ぼったくり男爵(IOCバッハ会長)
26.マリトッツォ
27.黙食/マスク会食(コロナ)
28.ヤングケアラー(通学や仕事しながら、障害や病気の家族を介護する人たち)
29.リアル二刀流
30.路上飲み(コロナ)
毎年言っているが、この賞にふさわしいのは、言葉が、元々の用途から独り歩きして、一般の人がいろんな場面で応用し始めているような言葉だと思っている。
その意味で、「イカゲーム」「うっせぇわ」「ウマ娘」「マリトッツォ」「NFT」「フェムテック」あたりは、そのコンテンツ、商品、サービス自体が、ヒットしたということであって、それこそ日経トレンディの「2021年ヒット商品ランキング」で評価すればいいだけのこと。
「ピクトグラム」「路上飲み」「黙食/マスク会食」なども、言葉自体が流行したというより、言葉自体より、言葉が示すものが注目されたり、その行為が流行ったということに近い。
オリンピック関連の言葉も、「エペジーーン」「スギムライジング」「13歳、真夏の大冒険」「チキータ」「チャタンヤラクーサンクー」など、その言葉で見慣れない競技が注目されたというのはたくさんあったが、残念ながら元の競技を超えて、応用され使われた言葉はなかったように思う。
あとは、社会評論なところから「SDGs」「ジェンダー論」「ヤングケアラー」「Z世代」「推し活」といったあたりが注目を集め、現代社会を語る上で、言葉として定着し始めているののも事実だろう。
そんな中、大谷翔平の活躍を表した言葉が独り歩きし、様々な分野で2つのことを成し遂げた人たちを紹介するのに「二刀流」という言葉が、間違いなく流行したと思うので、大賞は「二刀流」でいいんじゃないかと思う。頭の「リアル」は要らないけど。
残念なのは、今年はとうとう、お笑い芸人さんが作った流行語が、一つもランクインしなかったこと。「かまいたち」「見取り図」「空気階段」なんかは、最近凄い勢いだと思うのだが、いずれも一発ギャグで売る芸人じゃないから、こうしたランキングではランクインしにくいのだろうな。
なお、「2021ユーキャン新語・流行語大賞」の大賞とトップテンは、12月1日に発表されるそうだ。
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どうもです。
やっぱり「二刀流」が大賞に一番近いですよね。唯一といってもいいくらいの明るい話題を提供したわけだし、言葉としても社会一般に定着しているし。
オリンピック関連は意外に少なかったかも。「ゴンぜめ」は間違いなくノミネートされるとは思いましたが…。
芸人発信がとうとうなくなりましたが、私が思うに、ぺこぱの「時を戻そう」とかミルクボーイの「そりゃあ、○○やな(ちゃうな)」(ノミネートされなかったですが)のように広告などで応用されないギャグがみられなかったのも要因かもとおもいます。蒸し返すようで申し訳ないですが、去年トップテン入りした「フワちゃん」は日経トレンディやDIMEの2020年の顔に選ばれた方が妥当だったかも。
by 関東のラジオ聴き (2021-11-09 22:45)
関東のラジオ聴きさん、こんにちは。
「空気階段」あたりは、言葉としてもインパクトがあったので、入れるかなと思ったのですが、芸人枠は全くなしでしたね。
あとなぜ「with コロナ」を入れなかったのでしょうか?
不思議です。
by naniwa48 (2021-11-09 23:47)