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TBSドラマ「最愛」が完結！　[テレビ] [編集]

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金曜ドラマ『最愛』｜TBSテレビ

TBSテレビで、毎週金曜夜10時から放送されていた金曜ドラマ「最愛」が、2021年12月17日（金）で最終回を迎え、見事に完結した。

2021年10月スタートのテレビドラマから：コンテンツって言い方、嫌いだけど：So-netブログ

「最愛」については、私も、今期注目のドラマとして取り上げていたが、「アンナチュラル」「MIU404」の新井順子プロデューサー、塚原あゆ子監督のコンビに、「サマーウォーズ」「八日目の蝉」の奥寺佐渡子と、「リバース」「エール」の清水友佳子が脚本を書いたオリジナル作品。

この座組を聞いただけで、傑作の予感しかなかったので、毎週しっかり予約録画して、じっくり見た。

実際、次々と謎が現れては、解決したかに思えて、また新たな謎が現れるという見事なシナリオと、素晴らしい役者陣の演技に、それを見事に生かした演出が、ガッチリかみ合った、1年に一つあるかどうかの傑作ドラマだった。

これまでもそうだが、新井プロデューサーと、塚原監督のコンビは、今や、キャストも自由に決められる権限があるといい、実際彼女らが気に入って起用した役者は、誰一人損をしないことでは有名だ。

「MIU404」でも、主役級だけでなく、橋本じゅんや岡田健史あたりは強烈な印象を残したし、「最愛」でも、田中みな実の演技が、初めて女優として受け容れられた作品になったと言える。

最終回は、直前の回まで、全然解決していない謎がいくつもあったので、本当に1時間で決着がつくのか不安に思っていたのだが、さすがの塚原監督。
予想外の犯人というミステリー要素で引っ張りながら、「最愛」のタイトルが示す様々な形の「愛」の結末を見せてゆき、犯人がすべてを背負って最後に選んだ道は、唸るほかない。

1時間で全く過不足ない、完璧な最終回だったと思う。

終わったとはいえ、「最愛」ロスの方には、まだまだ楽しめる情報があるので、それをご紹介。

「最愛塚原監督&新井プロデューサー裏トーク版」Paraviで独占配信スタート！｜TBSテレビ

有料動画配信「Paravi」では、「最愛」の「塚原監督＆新井プロデューサー　裏トーク版」が独占配信されており、さらに、2021年1月1日からは、未公開シーンを含んだ「最愛　ディレクターズカット版」も独占配信されるという。