「R-1グランプリ2022」優勝は「お見送り芸人しんいち」 [お笑い・芸能]
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R1グランプリ2021の構成がひどい？放送事故と言われる内容とは！ - ブログ日和
昨年の「R-1グランプリ2021」は、出演した芸人のネタそのものより、運営側が色々と新たな試みをし過ぎて、それがことごとく失敗していて、非常に印象が悪かった。
昨年から出場資格を「プロは芸歴10年以内、アマチュアは出場10回以内」に制限したことは、かなりの波乱を呼んだが、それ以上に、2時間の枠の使い方が下手で、得点集計にやたら時間がかかる一方で、審査員評がほとんど聞けなかったし、そのくせ、最後、優勝者の1本目のネタをフル流していたのは意味不明だった。
さらに、せっかく、Creepy Nutsにテーマ曲「バレる！」を作ってもらったのに、クドい使い方で台無し。
R-1グランプリ2022 公式サイト
もともと「M-1」「KOC」に比べて、あまり興味がなかったところに、昨年酷い決勝だったので、今年の「R-1グランプリ2022」も全然興味が湧かず、誰が決勝に進んだかも知らなかったぐらいだ。
それが、直前に2つの情報を知り、興味を持って、久々にリアタイで決勝を見ていた。
2つの情報のうち一つは、審査員に初めてバカリズムが加わったのを知ったこと。
そもそも、バカリズムは、ピン芸人の世界では「松本人志」のような誰からも尊敬され目標とされる存在。それなのに、これまで審査員をしていなかったこと自体がおかしいのだ。
私自身も、バカリズムが審査をするのなら、彼がどんな評価の仕方をするのか是非聞いてみたいと思った。
サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー | ニッポン放送 | 2022/03/05/土 13:00-15:00
もう一つが、決勝前日に、ニッポン放送で放送された「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー・サタデー」の冒頭で、事務所後輩の「お見送り芸人しんいち」が、初めて決勝に出場するということで、イジり倒しながら、話題に取り上げていたのを聞いたこと。
話の中で、サンドが仕事で大阪に行ったときに、必ず新大阪駅で見送りに来てくれる芸人がいた、という話が出て、確かに、以前にサンドのラジオでその話聞いた記憶があった。
それが、今回R-1で決勝進出した「お見送り芸人しんいち」と、初めて結びついて、興味を持った。
放送直前に、この2点を知り、気になってしまったのだ。
『R-1』お見送り芸人しんいちが優勝 “20代目王者”に輝く | ORICON NEWS
放送自体は、昨年の進行面の酷い点はかなり改善されており、随分スムーズな進行になったと思う。
「バレる！」の使い方も、控えめに、要所要所で短く使うようにして、イライラ感が減った。
ネタの面では、自分の好みのネタから、全く好みでないネタまで、さまざまだったが、1位通過の「ZAZY」、同点2位の「お見送り芸人しんいち」「吉住」「渡部おにぎり」は、私の中の順位では、「吉住」＞「お見送り芸人しんいち」＞＞「渡部おにぎり」だった。
2位の3人から決選投票で「お見送り芸人しんいち」がFinalステージ進出したが、「吉住」は紙一重だったと思う。惜しかったな。私自身としては、「吉住」の方が決勝進出して欲しかった。
ただ、Finalステージの、二人とも今年が10年目の最終年だった「ZAZY」と「お見送り芸人しんいち」のネタを見たら、優勝は「お見送り芸人しんいち」で妥当だったと思う。
「お見送り芸人しんいち」は、ギターを弾きながらの歌ネタで、「好き」という言い方で、いろんな人などを毒っけのあるイジりで笑い飛ばすネタだった。
人を傷つけないとは、ある意味対極で、先祖返りしたような古典的なネタだが、イジる対象がミクロだったり、ピンポイントだったりして、いわゆる「あるある」ネタよりは、「言われて初めて気づく」もう一歩先のアイデアがあったと思う。
さらに、面白かったのが、優勝が決まった後の号泣と、周りの人への感謝の言葉が、ネタとあまりに対照的で、ギャップが大きかったこと。
サンドの二人がイジっていたのが分かる、性根は愛すべき存在であることが分かるシーンだった。
この人も、これまでバイトしないと食べていけなかった芸人だったようだが、これで人生が大きく変わるのは間違いない。
サンドの番組にも、すぐに呼んでもらえるだろうが、そこは、サンドの地位が全く変わって、昔と全く違うところ。
上手くチャンスを生かして、活躍して欲しいな。
関連記事：
昨年の「M-1」「R-1」「KOC」「THE W」のこと：コンテンツって言い方、嫌いだけど：So-netブログ
「R-1グランプリ2022」優勝は「お見送り芸人しんいち」：コンテンツって言い方、嫌いだけど：So-netブログ
ケチがついた田津原理音の「R-1グランプリ2023」優勝：コンテンツって言い方、嫌いだけど：So-netブログ
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昨年の「R-1グランプリ2021」は、出演した芸人のネタそのものより、運営側が色々と新たな試みをし過ぎて、それがことごとく失敗していて、非常に印象が悪かった。
昨年から出場資格を「プロは芸歴10年以内、アマチュアは出場10回以内」に制限したことは、かなりの波乱を呼んだが、それ以上に、2時間の枠の使い方が下手で、得点集計にやたら時間がかかる一方で、審査員評がほとんど聞けなかったし、そのくせ、最後、優勝者の1本目のネタをフル流していたのは意味不明だった。
さらに、せっかく、Creepy Nutsにテーマ曲「バレる！」を作ってもらったのに、クドい使い方で台無し。
R-1グランプリ2022 公式サイト
もともと「M-1」「KOC」に比べて、あまり興味がなかったところに、昨年酷い決勝だったので、今年の「R-1グランプリ2022」も全然興味が湧かず、誰が決勝に進んだかも知らなかったぐらいだ。
それが、直前に2つの情報を知り、興味を持って、久々にリアタイで決勝を見ていた。
2つの情報のうち一つは、審査員に初めてバカリズムが加わったのを知ったこと。
そもそも、バカリズムは、ピン芸人の世界では「松本人志」のような誰からも尊敬され目標とされる存在。それなのに、これまで審査員をしていなかったこと自体がおかしいのだ。
私自身も、バカリズムが審査をするのなら、彼がどんな評価の仕方をするのか是非聞いてみたいと思った。
サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー | ニッポン放送 | 2022/03/05/土 13:00-15:00
もう一つが、決勝前日に、ニッポン放送で放送された「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー・サタデー」の冒頭で、事務所後輩の「お見送り芸人しんいち」が、初めて決勝に出場するということで、イジり倒しながら、話題に取り上げていたのを聞いたこと。
話の中で、サンドが仕事で大阪に行ったときに、必ず新大阪駅で見送りに来てくれる芸人がいた、という話が出て、確かに、以前にサンドのラジオでその話聞いた記憶があった。
それが、今回R-1で決勝進出した「お見送り芸人しんいち」と、初めて結びついて、興味を持った。
放送直前に、この2点を知り、気になってしまったのだ。
『R-1』お見送り芸人しんいちが優勝 “20代目王者”に輝く | ORICON NEWS
放送自体は、昨年の進行面の酷い点はかなり改善されており、随分スムーズな進行になったと思う。
「バレる！」の使い方も、控えめに、要所要所で短く使うようにして、イライラ感が減った。
ネタの面では、自分の好みのネタから、全く好みでないネタまで、さまざまだったが、1位通過の「ZAZY」、同点2位の「お見送り芸人しんいち」「吉住」「渡部おにぎり」は、私の中の順位では、「吉住」＞「お見送り芸人しんいち」＞＞「渡部おにぎり」だった。
2位の3人から決選投票で「お見送り芸人しんいち」がFinalステージ進出したが、「吉住」は紙一重だったと思う。惜しかったな。私自身としては、「吉住」の方が決勝進出して欲しかった。
ただ、Finalステージの、二人とも今年が10年目の最終年だった「ZAZY」と「お見送り芸人しんいち」のネタを見たら、優勝は「お見送り芸人しんいち」で妥当だったと思う。
「お見送り芸人しんいち」は、ギターを弾きながらの歌ネタで、「好き」という言い方で、いろんな人などを毒っけのあるイジりで笑い飛ばすネタだった。
人を傷つけないとは、ある意味対極で、先祖返りしたような古典的なネタだが、イジる対象がミクロだったり、ピンポイントだったりして、いわゆる「あるある」ネタよりは、「言われて初めて気づく」もう一歩先のアイデアがあったと思う。
さらに、面白かったのが、優勝が決まった後の号泣と、周りの人への感謝の言葉が、ネタとあまりに対照的で、ギャップが大きかったこと。
サンドの二人がイジっていたのが分かる、性根は愛すべき存在であることが分かるシーンだった。
この人も、これまでバイトしないと食べていけなかった芸人だったようだが、これで人生が大きく変わるのは間違いない。
サンドの番組にも、すぐに呼んでもらえるだろうが、そこは、サンドの地位が全く変わって、昔と全く違うところ。
上手くチャンスを生かして、活躍して欲しいな。
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