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BRUTUS特別編集「合本 マンガが好きで好きで好きでたまらない」 [本・ムック]

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雑誌「BRUTUS」で、マンガ特集のムック本が出ているのを発見し、期限が切れるポイントもあったので、楽天ブックスで注文した。

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BRUTUS特別編集 合本 マンガが好きで好きで好きでたまらない Kindle版

届いた表紙を見て、ちょっと後悔しかけた。

「合本 マンガが好きで好きで好きでたまらない」と書いてあり、「合本」ということは、過去に2度「BRUTUS」でマンガ特集号を出しているし、連載の中にも、マンガを紹介するものがあったから、それらを編集したもののようだ。

「BRUTUS」マンガ特集号は2冊とも持っているから、買わなくてもよかったかなぁ、と思いつつ、ペラペラとめくって見てゆくと、様々な有名人が、それぞれ一作、好きなマンガを、2ページのスペースを使って熱く語り、勧める形で、まとめられていて、読みやすい。

内容的には、過去に読んだ気がする記事もあるし、勧めているマンガも、私が既に知っているマンガも多く、自分がまだ知らない漫画を知りたいというニーズに対しては、あまり役には立たないかもな、と最初は思った。

しかし、例えば、片桐仁が勧めるのが「怪獣8号」、丸山ゴンザレスが「紛争でしたら八田まで」、市川紗椰が「遺書、公開。」、ヒャダインが「ひとりでしにたい」、箭内道彦が「ブルーピリオド」、村田紗耶香が「一生好きってゆったじゃん」、神田伯山が「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」といった具合で、選ぶ作品で、それぞれの人となりとか、選んだ人自身の作風が伝わる感じが面白い。

さらに、有名人がおすすめするマンガそれぞれ、最後に、そのマンガが好きな人に勧めるマンガ3作が紹介されているのだが、これがなかなか役に立つ。

多分この部分は、今回のムック本で追加された部分だと思うが、紹介されたマンガは知っていても、そこから次に読むべく作品として、知らない興味深い作品も数多く紹介されているし、知っている作品も、なるほど「そう来たか!」と納得のセレクションになっていて、この部分だけでも、買った価値があったと感じた。

最後の方には、「頼りになるマンガ88」「長編大作攻略読本」という特集記事もあり、やっぱり買って損はなかったと思い直した。

なお、私は紙の方を買ってしまったが、こちらは116頁で価格が1,300円。
Kindle版は900円と安いので、買うならKindle版がお勧めかな。

「好きなマンガは読み尽くしたので、何か新しい面白いマンガはないかな?」と探している方には、おすすめのムック本だと思う。

関連記事:
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