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今さらだが第167回芥川賞・直木賞について [文学・小説]

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今さらなのは間違いないが、2022年7月20日に、第167回芥川賞・直木賞が発表されたことを取り上げておきたい。

第167回芥川賞は高瀬隼子さん(34)、直木賞は窪美澄さん(56)の受賞決まる | 文春オンライン

今回の芥川賞候補作品は、次の通りだった。

・小砂川チト「家庭用安心坑夫」(群像 6月号)
・鈴木涼美「ギフテッド」(文學界 6月号)
・高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」(群像 1月号)
・年森瑛「N/A」(文學界 5月号)
・山下紘加「あくてえ」(文藝 夏季号)

この中から、芥川賞は、高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」に決定した。

一方、直木賞候補作品は、次の通り。

・河﨑秋子「絞め殺しの樹」(小学館)
・窪美澄「夜に星を放つ」(文藝春秋)
・呉勝浩「爆弾」(講談社)
・永井紗耶子「女人入眼」(中央公論新社)
・深緑野分「スタッフロール」(文藝春秋)

この中から、直木賞は窪美澄さんの「夜に星を放つ」に決定した。

高瀬隼子さんは1988年生まれで、立命館大学文学部卒。
2019年「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞しデビュー。
芥川賞は2回目のノミネートだったそうだ。

窪美澄さんは、1965年生まれ。
フリーの編集ライターを経て、2009年「ミクマリ」で、第8回女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞しデビュー。
2011年に、「ふがいない僕は空を見た」で第24回山本周五郎賞を受賞し、この作品は本屋大賞で第2位、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10でも第1位と高い評価を得た。
直木賞は、3回目のノミネートだったそうだ。

最近、老眼もあって、小説を読むのがおっくうになり、小説よりマンガを多く読むようになってしまった。

(194) 文学賞メッタ斬り! - YouTube

毎度、名物企画だった豊崎由美と大森望の「文学賞メッタ切り・スペシャル」の芥川賞・直木賞受賞予想が終了してしまったのも、芥川賞・直木賞に興味を向ける意識が薄れた原因の一つでもある。

そのため、ついに、今回の候補作を一つも読んだことがなく、作家も一人も知らないという、情けない状態となってしまった。

これでは、芥川賞・直木賞について、私が書けることもないため、今後は、何か特別な話題がない限り、もう本ブログでは取り上げないことにする。

そんな状況ではあるが、窪美澄さんの短編集「ふがいない僕は空を見た」が、随分話題になっているし、短編なので読みやすそうだし、文庫本も出ていて手軽に買えるので、まずは、この作品を読んでみようかな、と思う。

気に入れば、「夜に星を放つ」も読んでみたいと思う。

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