SSブログ

BS放送が最近好調らしい [放送メディア]

スポンサードリンク



bs-travel_bs-icon-300x130.jpg

あまり強く意識していなかったのだが、最近、BS放送の視聴率が上がっていて、放送局の業績も大幅に向上しているという。

2000年にBSデジタル放送がスタートし、民放BSチャンネルがスタートした頃は、受信端末も少なく、広告収入も見込めないことから、NHK以外の民放局はいいコンテンツも集められず、テレビショッピングや、地上波テレビ局からのおこぼれ番組や、ハイビジョンである意味もない古い時代の低画質番組で埋められ、酷いものだった。

我が家では、BSアナログ時代からのアンテナがそのまま使えたので、BSデジタル放送対応の液晶テレビを購入した後は、何事もなく放送は見られたのだが、何せ「見たい番組がない」という状況が続いた。

それが、ここ10年程、BS放送が好調だという。

開局15年・民放BSの今 好調の要因と進化の可能性を追う① | ウェブ電通報

開局15年・民放BSの今 好調の要因と進化の可能性を追う② | ウェブ電通報

最初からある民放BS5社は、いつの間にか黒字化し、広告収入も伸びているという。

無料放送局の「BS11」は地方でウケている | メディア業界 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

日本BS放送、2月中間決算は営業利益6.7%増の13億4900万円 通販スポット好調 1月クールはアニメ関連番組44タイトルを放送 | gamebiz

企業業績の読み方・株価の行方② | マーケット・アナライズplus+ | 情報・ドキュメンタリー番組 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)

それだけでなく、後発でスタートした無料チャンネルのBS11や、BS12(トゥエルビ)も業績がいいらしい。

【大河・真田丸】ネット上では「早丸」の愛称で人気 BS視聴率が好調なワケとは?(1/2ページ) - 産経ニュース

NHKでも、地上波とBSの両方で放送される番組で、BS側の視聴率が伸びているらしい。

BS放送がなぜ好調なのか?

その理由を調べると、まず、ほとんどの薄型テレビにBSチューナーが内蔵されており、小型のBSアンテナを設置するか、CATVを引けば、比較的簡単にBS放送が見られることが、まず大きいとは思う。

ただ、それだけではない地上波の事情が影響しているみたいだ。

世帯視聴率から個人視聴率へ。新視聴率調査とは? | CMの窓口

最近の地上波テレビは、従来の世帯視聴率重視の番組作りから、年齢帯や性別で細かく調べられる個人視聴率調査を重視する番組作りに変革してきている。

テレビを見る層が高年齢化し、若年層のテレビ離れが激しい中、たとえ世帯視聴率が高くても、広告主が届けたい層に届いていない番組は、スポンサーがつかない状況が顕著となり、いわゆる長寿番組が次々と終了していったのも、それが原因と言われる。

そうした個人視聴率重視の若者向け重視の番組作りが、地上波で進む中、高齢のテレビ好きな層の受け皿となっているのが、BS放送らしいのだ。

世代ごとのBS視聴傾向をTV局で深掘り!BSファンの実態とは!? | ソレユケ テレビ探偵団

BS放送側でも、そうした層にターゲットを絞って、番組編成を強化しており、それが業績向上につながっているらしい。

DRAMATIC BASEBALL 2022|BS日テレ

かつては、地上波のゴールデンタイムのコンテンツだった巨人戦のプロ野球中継が見たければ、BS放送を見るしかない。

「酒場放浪記」放送1000回 BS―TBS初の快挙!吉田類「心の密を忘れず」20周年へ意欲― スポニチ Sponichi Annex 芸能

「酒場放浪記」や「所さんの世田谷ベース」のような長年続く、おじさん向けの名物番組も増え始めているし、

【TBS】「噂の!東京マガジン」視聴率がいいのに…BS移行の不思議|日刊ゲンダイDIGITAL

「噂の!東京マガジン」や「プロ野球ニュース」のように、地上波からBSに移って、完全に定着しているおじさん向け番組も多い。
【訂正】「プロ野球ニュース」は、BSではなくCSのフジテレビONEでした。お詫びして訂正いたします。

個々の番組の視聴率だけ見ると、地上波に比べれば低いので勘違いしがちだが、地上波は免許エリアのみを対象とした放送であるのに対し、BSは全国どこでも見られるから、ベースとなる視聴世帯数が全然違う。

広告ターゲットが全国であるクライアントにとっては、地上波より安価で広告効果が高いメディアとして再認識され始めたことが、民放BSの業績が好調なことに繋がっているようだ。

確かに、私自身も、以前よりはBS放送の番組を見る機会は、間違いなく増えている。

視聴者層を絞ったマニアックな番組も、BSなら全国対象だから成り立つため、結構面白い番組が増えているし、そうした番組が「TVer」でも配信され、宣伝できるようになったのも大きい。

さらに、今使っているテレビを買い替えたら、BS4K放送も見られるようになるので、そうすると、画質面でも、ハイビジョン画質の地上波やTVerと明白な差がつく。

NHKは、地上波と同じ番組なら、間違いなく画質がいいBS4Kで見ると思うし、民放BS放送も、4Kを生かした番組が増えれば、今以上にBS放送を見る機会は増えると思うな。

関連記事:
BSデジタル放送に3社が新規参入:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ





ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ




スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 2

関東のラジオ聴き

BSの勢いは確かにありますね。地上波の編成に多少なり影響を与えている感じもします。一時期BSフジの「クイズ脳ベルShow」が関東ローカルとはいえ地上波で再放送されたし、BSテレ東の深夜ドラマは終了後半年以内に地上波で再放送するのが前提で作られているようだし、BS-TBSの「酒場放浪記」や「町中華で飲ろうぜ」は関東ではないにしても系列局の地上波でディレイ放送をしているそう。それに濃ゆい報道番組も多くなっていますね。地上波の報道番組がどれもゆるく見える気がします。
ところで、「プロ野球ニュース」はBSフジでなくてCSのフジテレビONEで放送しています。CSで放送している球団制作映像が混ざってはいますが基本的には地上波の「Live News α」のスポーツコーナーや「S-PARK」で使われるであろうFNNの取材映像を先取りして使える強みもありそうですよね。
by 関東のラジオ聴き (2022-10-25 15:40) 

naniwa48

関東のラジオ聴きさん、誤りのご指摘ありがとうございました。
早速訂正しました。
確かに、BSで放送されたドラマが、地上波でも放送されるケースも増えていますね。
収益改善が進むのも分かります。

by naniwa48 (2022-10-25 20:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。