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週刊誌やスポーツ紙が厳しい時代に [出版]

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週刊朝日、5月休刊へ(時事通信) - Yahoo!ニュース

朝日新聞出版が発行する週刊誌「週刊朝日」が、2023年5月で休刊するそうだ。

近年、週刊誌の出版部数は下落傾向が止まらず、市場が縮小し続けていたため、どこの雑誌も厳しい状況であるのは間違いないが、老舗の「週刊朝日」が休刊すると言いうニュースは、かなりの衝撃だと思う。

「週刊朝日」は、1922年に創刊し、司馬遼太郎さんの「街道をゆく」や山藤章二さんの「ブラック・アングル」「似顔絵塾」など多くの人気連載も生み、昨年2月には100周年を迎えた老舗雑誌だった。

老舗週刊誌「週刊朝日」が休刊 新聞社系雑誌の休刊ドミノが始まる?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

ただ、近年は、ネットニュースに押される中、「週刊文春」ほどの存在感も示せず、じり貧状態だった。

最高は100万部を超えた発行部数も、一般社団法人日本雑誌協会が発表している2022年7月~2022年9月の印刷証明付部数(印刷部数公表)によれば、最近の発行部数は7万4173部で、全盛期の10分の1以下まで落ち込んでいたので、休刊もやむを得ないのかな、と思う。

ただ、雑誌の休刊は、「週刊朝日」で終わるとは思えず、今後も、波及しそうだ。

スポーツ新聞の紙面発行休止続く、「道新スポーツ」もウェブに移行

一方、スポーツ新聞の紙面発行の休止も相次いでいるらしい。

最近でも、北海道新聞HotMediaが発行する「道新スポーツ」や「西日本スポーツ」が紙面発行を休止し、Web版へ移行することが発表された。

最近、地方紙が、その地域とは関係ない一般的なニュースを、ネットニュースで配信する例が非常に増えているのも、紙の新聞が全くもうからなったため、多少なりともそれを補填する意味があるみたいだ。

【首都圏最新事情】キヨスクが駅から次々と消えていく ホームのオアシスがコンビニに変わっていくそのワケは?(1/3ページ) - 産経ニュース

スポーツ紙の衰退には、JR東日本が、駅構内からキヨスクを次々撤退させていることも大きいようだ。
スポーツ紙は、元々、月極め契約より、駅売りの方が販売数が大きいのだから、その売り場が続々減っているとなると致命的だろう。

今は、地方紙の発行休止が話題になっているだけだが、この状況が続くと、大手スポーツ新聞も、いよいよ紙面発行が厳しくなりそうだ。

関連記事:
日本で紙の新聞が終焉を迎えるはいつだろうか?:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ



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