「ディズニー」は大丈夫なんんかいな? [コンテンツ]
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「アナ雪3」「トイ・ストーリー5」が製作準備中! ディズニー会長が明かす : 映画ニュース - 映画.com
ウォルト・ディズニーが、2023年2月8日に行われた第1四半期決算説明会で、「トイ・ストーリー」「アナと雪の女王」「ズートピア」という人気シリーズの最新作を準備中であることを発表した。
いずれも名の知れた大ヒットアニメ長編映画だが、2作目の「ズートピア」はともかく、「アナと雪の女王」は2作目の後って何描くの?という感じだし、「トイ・ストーリー」は4作目で綺麗に完結したんじゃないの?と不思議に思うぐらいで、本気なのか疑ってしまう発表となった。
ただ、まだ正式タイトルも内容も公開時期も全く決まっていない段階で、こうした大風呂敷を決算説明会で発表せざるを得ない状況も分かる。
というのも、昨年、ディズニーの長編アニメーション映画は、ピクサーが製作した「バズ・ライトイヤー」は2.2億ドル、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが手がけた「ストレンジ・ワールド」に至っては7360万ドルと、大失敗が続いている。
第1四半期決算自体は、テーマパークが順調だったことや、映画「アバター2」の好業績のお陰で、収益は235億ドル(約3兆0900億円)となり前年同四半期比で8%伸びたというが、楽観できない部分も多い。
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たとえば、コロナ禍以降、映画館での上映よりも重視する方針を打ち出していた動画配信サービスの「Disney+」は、サービス開始以降赤字が続いており、さらに、今回、加入者がついに減少に転じた。
そのため、ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOは、7,000人の人員削減に加え、マーケティング費用や調達費用の削減も行い、55億ドル(約7,230億円)のコスト削減を行うことを発表した。
これを、「Disney+」の成長と利益の上昇につなげ、2024年での黒字転換を狙うという。
また、企業の事業セグメントも映画、テレビ、エンターテインメントの3つに再編成し、各分野の経営背金を明確にするという。
そんな中で、ディズニーとして、大ヒットした名作のシリーズ続編に頼らざるを得ず、しかも、具体的な中身が詰まっていない段階で発表したというのは、かなり厳しい状況なんだろうな、と思わざるを得ない。
特に、「トイ・ストーリー」は、「トイ・ストーリー4」で見事に完結し、高い評価を得ているだけに、「トイ・ストーリー5」は、リブートになるのか、アナザーストーリーになるのか、分からないが、「トイ・ストーリー」の名前を汚さない作品にして欲しいところだ。
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さらに、ディズニーは、「スタジオジブリ」の米国配給権を持っているのにもかかわらず、決算説明会で、今年配給可能な宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」について、一切発表がなかった。
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「鬼滅の刃」「ONE PIECE FILM RED」「劇場版 呪術廻戦 0」と、このところ、日本製の長編アニメ映画が、配信だけでなく、劇場上映でも配給収入が上向いており、ディズニーも、戦略的にジブリ映画の配給に力を入れてもいい時期だと思うのだが、その気はないようで残念だ。
まあ、ジブリ映画の米国配給権は、元々、別会社だったピクサーが、ジョン・ラセターの熱意により獲得したものであり、ジョン・ラセターがディズニーを退社した時点で、ディズニー自体は、もうあまりジブリ映画には興味がないのかもしれないな。
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いずれも名の知れた大ヒットアニメ長編映画だが、2作目の「ズートピア」はともかく、「アナと雪の女王」は2作目の後って何描くの?という感じだし、「トイ・ストーリー」は4作目で綺麗に完結したんじゃないの?と不思議に思うぐらいで、本気なのか疑ってしまう発表となった。
ただ、まだ正式タイトルも内容も公開時期も全く決まっていない段階で、こうした大風呂敷を決算説明会で発表せざるを得ない状況も分かる。
というのも、昨年、ディズニーの長編アニメーション映画は、ピクサーが製作した「バズ・ライトイヤー」は2.2億ドル、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが手がけた「ストレンジ・ワールド」に至っては7360万ドルと、大失敗が続いている。
第1四半期決算自体は、テーマパークが順調だったことや、映画「アバター2」の好業績のお陰で、収益は235億ドル(約3兆0900億円)となり前年同四半期比で8%伸びたというが、楽観できない部分も多い。
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そのため、ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOは、7,000人の人員削減に加え、マーケティング費用や調達費用の削減も行い、55億ドル(約7,230億円)のコスト削減を行うことを発表した。
これを、「Disney+」の成長と利益の上昇につなげ、2024年での黒字転換を狙うという。
また、企業の事業セグメントも映画、テレビ、エンターテインメントの3つに再編成し、各分野の経営背金を明確にするという。
そんな中で、ディズニーとして、大ヒットした名作のシリーズ続編に頼らざるを得ず、しかも、具体的な中身が詰まっていない段階で発表したというのは、かなり厳しい状況なんだろうな、と思わざるを得ない。
特に、「トイ・ストーリー」は、「トイ・ストーリー4」で見事に完結し、高い評価を得ているだけに、「トイ・ストーリー5」は、リブートになるのか、アナザーストーリーになるのか、分からないが、「トイ・ストーリー」の名前を汚さない作品にして欲しいところだ。
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まあ、ジブリ映画の米国配給権は、元々、別会社だったピクサーが、ジョン・ラセターの熱意により獲得したものであり、ジョン・ラセターがディズニーを退社した時点で、ディズニー自体は、もうあまりジブリ映画には興味がないのかもしれないな。
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