NHKのBSとラジオのチャンネル数削減計画について [放送メディア]
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NHKのBS放送と、ラジオ放送のチャンネル数が削減されるということは、以前ニュースで読んだが、それっていつだっけ?と思い、改めて確認してみた。
NHK、BSは2023年度/ラジオは2025年度にチャンネル数削減へ - PHILE WEB
すると、BS放送は2023年度、すなわち本年度中に、ラジオ放送は2025年度に行う方針だそうだ。
現在、BS1、BSプレミアム、BS4Kの3チャンネルあるが、そのうち、チャンネル番号的には、BSプレミアムのチャンネルが廃止になり、BS1とBS4Kのチャンネル番号が残り、新BS2K(仮称)、新BS4K(仮称)となる模様だ。
BSプレミアムは2023年12月以降、画面上に周知等を表示した上で、2024年3月末に停波させる予定みたい。
じゃあ、BSプレミアムで放送していた番組が見られなくなるのか、というと、実態はそうではなくて、存続する新BS2Kチャンネルは、旧BS1とBSプレミアムの番組を融合した編成となるようだ。
将来的には、4Kの普及状況を見極めて、1波への整理・削減も視野に入れて検討を進めるとのことだが、それはまだまだ先の話だろう。
ラジオについては、2025年度に、R1、R2、FMの3波から、AM、FMの2波へ整理・削減する方向で検討しているという
こちらは、BS放送とは異なり、新たなAMチャンネルは、基本的にR1チャンネルを継承し、一部、R2チャンネルの番組を移行させる形となる模様。
R2の教育番組の大半は、「らじる★らじる」によるオンデマンド配信での提供に移行するようだ。
AM1波とBSチャンネル削減へ どこへ行く「みなさまのNHK」事情通に聞く:東京新聞 TOKYO Web
これに対して、異論を唱える人もいるが、石井彰とかいう人のラジオに関しての意見は、リアルのラジオ視聴者のことを全く分かっていないので無視していい。
語学番組は繰り返し聴きたいから、真面目に学習している人は、予約録音するか、ラジオを諦めて、CD付きテキストを買っていた。
今は、無料で聞ける「らじる★らじる」を利用していると思う。
今や予約録音できるラジオが高価で限られる上に、そもそも、録音したとしても、AM放送周波数特性は、原理的に7.5kHzが上限なので、ベストの受信状態でも、これより高い周波数をふんだんに含む外国語の破裂音を正確に聞き取るのは困難。
民放のAMラジオも一部を除いて廃止されるのは確実だから、今後はAMラジオ自体がほとんど販売されなくなるだろうし、AMがベストの状態で受信できるエリアがどれだけあるかを併せて考えれば、もはや教育専用のR2チャンネルの実用的な存在価値は風前の灯火と言っていい。
AMラジオ放送廃止は仕方ないんじゃないかなぁ?:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
AMラジオというのが方式的に古すぎて、送信アンテナが場所を取り過ぎるし、電力効率も悪過ぎて、エコじゃないことは、以前にも書いた。
なので、私は、R2チャンネルの廃止は、ネット配信への移行を前提に、賛成していいと思う。
関連記事:
民放AMラジオ局のFM転換の日程を再確認してみた:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
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NHKのBS放送と、ラジオ放送のチャンネル数が削減されるということは、以前ニュースで読んだが、それっていつだっけ?と思い、改めて確認してみた。
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すると、BS放送は2023年度、すなわち本年度中に、ラジオ放送は2025年度に行う方針だそうだ。
現在、BS1、BSプレミアム、BS4Kの3チャンネルあるが、そのうち、チャンネル番号的には、BSプレミアムのチャンネルが廃止になり、BS1とBS4Kのチャンネル番号が残り、新BS2K(仮称)、新BS4K(仮称)となる模様だ。
BSプレミアムは2023年12月以降、画面上に周知等を表示した上で、2024年3月末に停波させる予定みたい。
じゃあ、BSプレミアムで放送していた番組が見られなくなるのか、というと、実態はそうではなくて、存続する新BS2Kチャンネルは、旧BS1とBSプレミアムの番組を融合した編成となるようだ。
将来的には、4Kの普及状況を見極めて、1波への整理・削減も視野に入れて検討を進めるとのことだが、それはまだまだ先の話だろう。
ラジオについては、2025年度に、R1、R2、FMの3波から、AM、FMの2波へ整理・削減する方向で検討しているという
こちらは、BS放送とは異なり、新たなAMチャンネルは、基本的にR1チャンネルを継承し、一部、R2チャンネルの番組を移行させる形となる模様。
R2の教育番組の大半は、「らじる★らじる」によるオンデマンド配信での提供に移行するようだ。
AM1波とBSチャンネル削減へ どこへ行く「みなさまのNHK」事情通に聞く:東京新聞 TOKYO Web
これに対して、異論を唱える人もいるが、石井彰とかいう人のラジオに関しての意見は、リアルのラジオ視聴者のことを全く分かっていないので無視していい。
語学番組は繰り返し聴きたいから、真面目に学習している人は、予約録音するか、ラジオを諦めて、CD付きテキストを買っていた。
今は、無料で聞ける「らじる★らじる」を利用していると思う。
今や予約録音できるラジオが高価で限られる上に、そもそも、録音したとしても、AM放送周波数特性は、原理的に7.5kHzが上限なので、ベストの受信状態でも、これより高い周波数をふんだんに含む外国語の破裂音を正確に聞き取るのは困難。
民放のAMラジオも一部を除いて廃止されるのは確実だから、今後はAMラジオ自体がほとんど販売されなくなるだろうし、AMがベストの状態で受信できるエリアがどれだけあるかを併せて考えれば、もはや教育専用のR2チャンネルの実用的な存在価値は風前の灯火と言っていい。
AMラジオ放送廃止は仕方ないんじゃないかなぁ?:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
AMラジオというのが方式的に古すぎて、送信アンテナが場所を取り過ぎるし、電力効率も悪過ぎて、エコじゃないことは、以前にも書いた。
なので、私は、R2チャンネルの廃止は、ネット配信への移行を前提に、賛成していいと思う。
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どうもです。
「年寄りを置いてけ堀にするな」というのは何かにつけてよく出てくる論拠ですね。古い言い方になりますが、ニューメディアについていけない人のために旧態をある程度保ってほしいという考えは理解できないわけではありません。でも、工夫すれば救済がいくらでもできるような気がします。らじるらじるを活用するのがお年寄りにやさしくないというなら、月間テキストを発売期間を決めないCDブックにして売り出すのもいいでしょうし、Eテレの語学番組をもっと細分化して充実させるというのも手でしょう。
by 関東のラジオ聴き (2023-05-20 23:41)