「ゴジラ-1.0」が、日本でも米国でも大ヒット! [映画]
スポンサードリンク
「ゴジラ-1.0」が3週連続の1位! 2位に「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」、6位に「OUT」など新作3本がランクイン【国内映画ランキング】 : 映画ニュース - 映画.com
ゴジラの生誕70周年の誕生日である2023年11月3日に封切された、日本で製作された実写版ゴジラの30作目の「ゴジラ-1.0」だが、出足から絶好調。
11月17日~11月19日の国内映画ランキングでも、週末3日間で動員26万7600人、興収4億2100万円を記録し、3週連続で1位に輝いたようだ。
累計成績は動員184万人、興収28億5000万円を突破しており、年末年始を超えてのロングラン上映も見えてきたため、果たして興収81億円だった「シン・ゴジラ」を越えられるかが注目だろう。
私も、ようやく、先週末、「ゴジラ-1.0」を見てきた。
「IMAX」は額縁上映になるため、高い料金の割に活きないと聞いていたのでパス!
直感で、画面もそうだが、音がいい映画館で見るのがベストだという気がしたため、「Dolby Cinema」のスクリーンの割といい席を予約して、見てきた。
結果として、これは正解だったと思う。
この映画、ゴジラの暴れるシーンなどで、お腹にドシン!とくるような、50Hz以下の超低音がふんだんに含まれており、20Hz以下の音というより風圧も感じられるのは「Dolby Atomos」の良さで、それが、上出来のCG映像の印象をさらに強化していたからだ。
映画の内容については、ネタバレなしとするが、ゴジラ映画を初めて見た人でも、大半は、見ごたえのある映画体験を満喫できると思う。見て損はない。
ただ、日本のレビューを見ると、賛否両論で、必ずしも絶賛という訳ではない。
『ゴジラ-1.0』山崎貴の“本領発揮”はまだ先に 虚構vs現実を踏襲したことで生まれた齟齬(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
【前編】宇多丸『ゴジラ-1.0』を語る!【映画評書き起こし 2023. 11.16放送】 | TBSラジオ
特に、YouTubeの映画批評「BLACKHOLE」チャンネルでは、高橋ヨシキ&柳下毅一郎&てらさわホークが、そこまで言うか、というほどの酷評の嵐。
確かに、ゴジラパートの映像&サウンドの素晴らしさに比べ、ドラマパートの演出として、説明セリフが冗長に感じるところはあったが、それでも、私は、ゴジラ映画に、これまでほとんどなかった人間ドラマを融合させることに、ある程度成功していると思う。
見ていてもやもやする点は、幾つかあったのだが、その後の現象を目の当たりにして、少し見方を変えつつあるが、それはその後の状況のためだ。
ORICON NEWS:『ゴジラ-1.0』全米初登場3位の快挙 24年ぶりにシリーズ1位の記録更新 | 毎日新聞
何かというと、それは、全米で、日本以上の高い評判を得ていることだ。
12月1日に全米公開された「ゴジラ-1.0」が、週末3日間(12月1日~3日)のオープニング興収(先行上映含む)約1100万ドル(約16億円)を記録。全米の週末興収ランキングで3位にランクインする快挙を成し遂げた。
これは、24年ぶりにゴジラシリーズの記録も更新し、全米興収歴代1位のゴジラ作品となったし、全米で2023年に公開された「外国映画」(非英語作品)としても第1位だという。
英語吹き替え版がなく、米国人が嫌う「英語字幕版」のみというハンデもありながら、この営業成績は画期的だろう。
しかも、単に、客が入っているというだけではない。
「最高のゴジラ」アメリカも認めた歴史的作品に 来年4月北米公開のハリウッド版にプレッシャー | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン
見た人の評価も、非常に良いのだ。
有名な映画レビューサイト「Rottentomatoes.com」では、批評家の97%、観客の98%が褒めており、これは、このサイトとしては、異常に高い数値なのだ。
しかも、日本では酷評している評論家も多い、ドラマパートも褒めている人がほとんどで、泣いた、感動した、という感想が多数。
同様のハリウッド映画の10分の1、たった1,500万ドルの製作費で、このクオリティの映画が作れた事実も、ハリウッドに衝撃を与えているようだ。
有名批評家でも、絶賛している人が多く、雰囲気的には、アカデミー賞の外国語映画部門だけでなく、もっと大きな賞の候補にも挙がりそうだ。
山崎監督は、この作品で、間違いなくハリウッドで映画を作るチャンスが貰えると思うな。
ところで、なぜ、ここまで、日本に比べて、米国での評価が圧倒的に高いのかについて、考えているうちに、「ゴジラ-1.0」でいびつに感じた部分の理由が、少し分かってきた。
後日、それについては、もう少し詳しく、ネタバレ覚悟で分析してみたいと思う。
関連記事:
ゴジラに関するニュース3連発!:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
「Gozilla Minus One」の米国戦略:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
スポンサードリンク
「ゴジラ-1.0」が3週連続の1位! 2位に「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」、6位に「OUT」など新作3本がランクイン【国内映画ランキング】 : 映画ニュース - 映画.com
ゴジラの生誕70周年の誕生日である2023年11月3日に封切された、日本で製作された実写版ゴジラの30作目の「ゴジラ-1.0」だが、出足から絶好調。
11月17日~11月19日の国内映画ランキングでも、週末3日間で動員26万7600人、興収4億2100万円を記録し、3週連続で1位に輝いたようだ。
累計成績は動員184万人、興収28億5000万円を突破しており、年末年始を超えてのロングラン上映も見えてきたため、果たして興収81億円だった「シン・ゴジラ」を越えられるかが注目だろう。
私も、ようやく、先週末、「ゴジラ-1.0」を見てきた。
「IMAX」は額縁上映になるため、高い料金の割に活きないと聞いていたのでパス!
直感で、画面もそうだが、音がいい映画館で見るのがベストだという気がしたため、「Dolby Cinema」のスクリーンの割といい席を予約して、見てきた。
結果として、これは正解だったと思う。
この映画、ゴジラの暴れるシーンなどで、お腹にドシン!とくるような、50Hz以下の超低音がふんだんに含まれており、20Hz以下の音というより風圧も感じられるのは「Dolby Atomos」の良さで、それが、上出来のCG映像の印象をさらに強化していたからだ。
映画の内容については、ネタバレなしとするが、ゴジラ映画を初めて見た人でも、大半は、見ごたえのある映画体験を満喫できると思う。見て損はない。
ただ、日本のレビューを見ると、賛否両論で、必ずしも絶賛という訳ではない。
『ゴジラ-1.0』山崎貴の“本領発揮”はまだ先に 虚構vs現実を踏襲したことで生まれた齟齬(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
【前編】宇多丸『ゴジラ-1.0』を語る!【映画評書き起こし 2023. 11.16放送】 | TBSラジオ
特に、YouTubeの映画批評「BLACKHOLE」チャンネルでは、高橋ヨシキ&柳下毅一郎&てらさわホークが、そこまで言うか、というほどの酷評の嵐。
確かに、ゴジラパートの映像&サウンドの素晴らしさに比べ、ドラマパートの演出として、説明セリフが冗長に感じるところはあったが、それでも、私は、ゴジラ映画に、これまでほとんどなかった人間ドラマを融合させることに、ある程度成功していると思う。
見ていてもやもやする点は、幾つかあったのだが、その後の現象を目の当たりにして、少し見方を変えつつあるが、それはその後の状況のためだ。
ORICON NEWS:『ゴジラ-1.0』全米初登場3位の快挙 24年ぶりにシリーズ1位の記録更新 | 毎日新聞
何かというと、それは、全米で、日本以上の高い評判を得ていることだ。
12月1日に全米公開された「ゴジラ-1.0」が、週末3日間(12月1日~3日)のオープニング興収(先行上映含む)約1100万ドル(約16億円)を記録。全米の週末興収ランキングで3位にランクインする快挙を成し遂げた。
これは、24年ぶりにゴジラシリーズの記録も更新し、全米興収歴代1位のゴジラ作品となったし、全米で2023年に公開された「外国映画」(非英語作品)としても第1位だという。
英語吹き替え版がなく、米国人が嫌う「英語字幕版」のみというハンデもありながら、この営業成績は画期的だろう。
しかも、単に、客が入っているというだけではない。
「最高のゴジラ」アメリカも認めた歴史的作品に 来年4月北米公開のハリウッド版にプレッシャー | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン
見た人の評価も、非常に良いのだ。
有名な映画レビューサイト「Rottentomatoes.com」では、批評家の97%、観客の98%が褒めており、これは、このサイトとしては、異常に高い数値なのだ。
しかも、日本では酷評している評論家も多い、ドラマパートも褒めている人がほとんどで、泣いた、感動した、という感想が多数。
同様のハリウッド映画の10分の1、たった1,500万ドルの製作費で、このクオリティの映画が作れた事実も、ハリウッドに衝撃を与えているようだ。
有名批評家でも、絶賛している人が多く、雰囲気的には、アカデミー賞の外国語映画部門だけでなく、もっと大きな賞の候補にも挙がりそうだ。
山崎監督は、この作品で、間違いなくハリウッドで映画を作るチャンスが貰えると思うな。
ところで、なぜ、ここまで、日本に比べて、米国での評価が圧倒的に高いのかについて、考えているうちに、「ゴジラ-1.0」でいびつに感じた部分の理由が、少し分かってきた。
後日、それについては、もう少し詳しく、ネタバレ覚悟で分析してみたいと思う。
関連記事:
ゴジラに関するニュース3連発!:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
「Gozilla Minus One」の米国戦略:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ
にほんブログ村 | 人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
コメント 0