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2014年の流行語大賞候補 [マスメディア]

今年も、流行語大賞の候補が発表される季節になった。

「妖怪ウォッチ」「STAP細胞はあります」「レリゴー」など2014年の流行語大賞に50語がノミネート | インサイド

いつも思うのだが、流行語大賞で選ぶ言葉の基準のあいまいさ。

個人的には、単純な一般名詞や、固有名詞そのものを、いくら流行ったからと言って、流行語大賞の候補に取り上げるのは、いかがなものかと思っている。

例えば、候補の中で、ミドリムシ、ゴーストライター、妖怪ウォッチ、エボラ出血熱、イスラム国なんてのは、世間をにぎわせたキーワードではあるが、流行語かと言われると違う気がする。
流行語と言うからには、新しい造語やフレーズであったり、固有名詞でも耳慣れない言葉であって欲しいと思う。

例えば、ミドリムシでなくユーグレナ、妖怪ウォッチでなくゲラゲラポーであれば、一方は固有名詞だが耳慣れない新しい言葉だし、もう一方は完全な造語なので、流行語にふさわしい気がするのだが、なぜ取り上げないのだろう?

そんな意見はひとまず置くとして、現在上がっている候補の中で、今年の流行語大賞の本命は、日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」か。春ごろからブレイクし始めたが、今でも人気が継続しているのは大きい。
対抗が、私は気に入らないが「妖怪ウォッチ」あたりか。
また、今回候補にない「アナ雪」があれば、「ダメよ~ダメダメ」を超える本命候補だと思っていたのだが、「ありのままで」「レリゴー」では、票が分散して大賞は無理だろうな。

この賞の審査委員て、どういうセンスをしているのかな?といつも疑いたくなるな。

英語界の「ワード・オブ・ザ・イヤー」発表、気になる中身は… : ギズモード・ジャパン

一方で、英語圏でも似たような「ワード・オブ・ザ・イヤー」があるらしい。

2014年版の「ワード・オブ・ザ・イヤー」は、「電子タバコを吸う」っていう動詞の「vape」が選ばれた。
転じて、「電子タバコ」そのものを指す名詞としても使われているらしい。

これは知らなかったな。最終候補に挙がっている言葉も全部知らないが、

contactless:(形容詞)特に支払いのために、スマートカードや携帯電話等による電子リーダーへのワイヤレスな接触を可能にする技術に関わる、またはそれを含む。

あたりは、ネット技術用語として、今後流行るのかもしれない。

normcore:(名詞)普通のファッショナブルでない服を、意図的なファッションステートメントとして着る流行。

また、こちらもすでに日本でもファンション業界で使われ始めているらしいので、今後広がりそう。

ちなみに、2013年の言葉は「selfie」(セルフィー、自撮り)、2012年は「GIF」だったそうだ。
「GIF」は、画像フォーマットのGIFのことだろうか? こちらは、昔からあるし、格別流行る要因は思いつかないな。
一方で、セルフィーは、日本で聞き始めたのは今年に入ってからだ。
そう考えると、英語の流行語は、日本では1年ぐらい遅れるのかもね。

関連記事:
凄いのが出てきたな「日本エレキテル連合」:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ





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「3Dプリント銃規制」の報道がおかしい [マスメディア]

So-netブログに移ってから、最近は、マスメディア報道の批判は、控えていた。
必ず揚げ足取りだけが目的がやってくる人がいて、いちいち対応するのが時間がもったいないからだ。

ただ、この記事については、誰も書かないので文句を言っておきたい。

3Dプリント銃の禁止、フィラデルフィアで米国初の規制へ : ギズモード・ジャパン

この記事に限らないのだが、どのメディアも、このニュースを銃規制の強化のように捉え、好意を持って報道しているように見えるのだが、もしそうだとしたら、完全に間違いだと思う。

アメリカ合衆国の銃規制 - Wikipedia

フィラデルフィアがあるペンシルヴァニア州は、全米ライフル協会の影響力が比較的強くて、銃規制が緩く、野放しに近い状態の州だ。

アメリカで、銃乱射事件により4名が死亡

Because It's There 米ペンシルベニア州銃乱射事件~死亡した少女「私から撃って。ほかの子は解放して」

その挙句、何度も銃乱射事件みたいなことは起きていて、

ニューヨーク州 全米に先駆け銃規制強化法成立。(これぐらいのゆるい規制でも案の定、全米ライフル協会(NRA)は批判してるんだって、。。) - おーい、とらちゃん出番だよ! -

その対策として、銃規制を強化するどころか、武装警備員の配置といった「学校の武装化」を進めるぐらいの州なのだ。

そのフィラデルフィアが、3Dプリント銃を規制する条例を作ったということで、銃規制強化の画期的な第一歩であるかのような評価で溢れている。

しかし、全米ライフル協会の影響力が強い州で、そんなことがあるはずがないのだ。記事を書いたの人たちは、何かおかしいと思わないのか?

素直に考えると、3Dプリント銃を規制する条例が作られたのは、単に、全米ライフル協会が、「既製品の銃が売れなくなる」ことを恐れたから、規制しようとしたに過ぎない。

「3Dプリント銃」の規制は、今後、全米に広がるかもしれない。それは、銃ビジネスの利権を阻害するからであって、それ以上でもそれ以下でもない。

したがって、今回の規制が、米国での銃規制強化の第一歩になるなんてことは絶対にない、と断言しておきたい。

このぐらいの背景調査なしで、よくマスメディアも報道なんかやっているな、と思ってしまうよ。

もう一点ついでに、思いを吐き出しておく。

安倍首相、恣意性排除へ「適正運用」=秘密保護法案が参院審議入り(時事通信) - goo ニュース

特定秘密保護法案が、世間をにぎわしている。
野党質問などを見ていても、安部首相に、附則で設置検討と書かれているに過ぎない「第三者機関」を「設置する」と言質をとったと自慢している議員がいて、がっかりだ。
問題は、安部首相がやめた後に、他の首相がどこまで法律を広く解釈して運用できてしまうか、であり、現政権がどう良心的に運用するかなんて、どうでもいいことなのに。

個人的には、今回の法案は、スパイ対策の必要性から、賛成してもいいと思っている。
ただし、米国並みに、議事録保存の義務化と廃棄の厳罰化、30年後の情報公開の義務化さえあれば、という前提つきだ。
必ず未来には公開されるという条件さえあれば、法律の悪用は相当歯止めがかかる筈だ。
野党やマスメディアも、元々、米国からの要請があって出来た法律なのに、なぜ米国以上に長期間、情報を秘匿する必要があるのか、その論理的矛盾について、与党をなぜ追求しないのだろう?
本当に、役に立たない野党とマスメディアだ。

徳洲会、猪瀬氏側に5千万円 都知事選前、捜査後に返却(朝日新聞) - goo ニュース

もう一つ、面白いのが、秘密保護法案の議論がマスメディアで盛んになったところで、猪瀬氏の政治資金疑惑が、朝日新聞のスクープで報道さえ、並行してマスメディアをにぎわせ始めたことだ。

徳州会選挙違反事件の本当の闇 右足出したら左手で拾う、左足出したら右手で拾う

実は、この政治資金疑惑、2013年10月16日の時点で、青山繁晴氏がラジオでスクープしており、警察内部では既に明らかになっていた話なのだ。それを、今、このタイミングで、マスメディアにリークする警察官僚の策略について、なぜ誰も言及しないのか。
現状の秘密保護法や日本版NSC設置法なんてのは、どう考えても警察官僚が自分たちの利権と権力を広げるための法律である。
朝日新聞は、その策略にまんまとは乗っかってしまっているのではないか。

さすがに、秘密保護法案という器は大きすぎたのか、猪瀬氏の疑惑ぐらいでは、かき消されはしていないようだが、こうした警察官僚の策略に対し、警察からのリークばかりで記事を書いている大手メディアが、何も言わない(言えない)のが腹立たしい。

あーすっきりした。しばらくは、もう書きません。

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報道する価値のない報道 [マスメディア]

【この記事は、楽天ブログ版「トドのつまりは・・・」に掲載したものを改稿し、再掲載したものです】

テレビでニュース番組を見ていて、どうにも違和感を持つニュースがある。

何か注目された犯罪についての裁判(特に第1回公判)があったときに、裁判所前にテレビカメラを持ち込み、長大な傍聴希望者の行列を映し、抽選の倍率が凄いことになっていることが、よく報道されるのを見る。

私には、この大げさな報道をする意味が、全く分からない。

だって、裁判所に集まっているのは、ほとんどが新聞やテレビ局、雑誌などのマスメディアに雇われた、抽選のためのアルバイトの人間なのだから。

自分たちで、その物凄い状況とやらを作り出しておいて、その長蛇の列をテレビで写し、「凄いことになっています!」と興奮しながら報道するというのは、自分たちでやりながら、おかしいと思わないのだろうか?

自作自演とは、まさにこのこと。マスメディアの人たちは、恥ずかしくないのだろうか?


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何故に雪男? [マスメディア]

【この記事は、楽天ブログ版「トドのつまりは・・・」に掲載したものを改稿し、再掲載したものです】

ずいぶん前のニュースで申し訳ないが、昨年、こんな記事が新聞をにぎわした。

イエティの足跡_UMAコラム031

ヒマラヤで、日本の探検隊が、イエティの足跡を発見したという記事で、各大手メディアで報道されたのを覚えているだろうか。
このニュースの続報が何かないか探してみたのだが、どこにもない。

そもそも、このニュースって、わざわざテレビや新聞で大きく取り上げるべきものだったのだろうか?

こうした調査で、足跡「だけ」の発見、しかも、雪の上というのは、いくらでも捏造可能で、証拠価値の低い発見だからだ。
(何故わざわざ捏造などするのか?という問いには、スポンサー確保や名声の獲得などのため、過去、幾度となくUMAや遺跡の捏造事件があったことを申し添えておきたい。)

せめて、足跡の周りに、分類不能の動物の毛が落ちていたとか、食べかすがあったとか、ウンチを発見したとか、何らか分析可能な証拠でもあれば、興味深い発見と言えるのだが。

別の見方をすると、そういった痕跡なしに、足跡だけが見つかったというのは、いかにも不自然だし、新聞に掲載された写真は足跡1つだけだったのだが、これも不自然。

雪の上に足跡があったなら、通常歩いて行った複数の足跡がないと変だし、本当にあったのなら、そういった写真の方が価値があるはず。もし、あったが撮影しなかったとしたら、馬鹿だろう。
また、そうした足跡があったのなら、その後を追跡すべきだし、そうした言動が、当事者から一切出ていないのも不自然。

だって、今回のニュースは、普通の登山家が偶然発見したものではなく、「イエティ・プロジェクト・ジャパン」という部隊が、わざわざイエティを探しに行き、見つけたものなのだから。
そこまで積極的に行動せずに、何をしに行ったというのだ。

寒いのは雪男も同じだと思いますが・・・(日本の登山家がネパールで雪男の足跡発見か?)現代徒然草

このニュースに関し、同じ考えの方は、ここにもいらっしゃったようで。
私も、これだけ不自然なニュースなのに、雪の上の足跡写真だけで大騒ぎするというのは、マスコミの体質としてもどんなものかと思う。

ところで、以前からイエティ関係の記事を読みながら、違和感を感じていたことがある。

イエティをなぜ「雪男」と訳すのか?

「雪男」と訳すことで、日本人の間に、なぜか強固な先入観を作ってしまっているように思うのだ。
よく考えて欲しい、なぜ、雪「男」であって、雪「女」じゃないのだろうか?
もちろん、日本語として、「雪女」は別モノだから、というのはもちろん分かっている。
それでもなお、日本の新聞や雑誌の記事を読んでると、「雪男」が、大人の雄であるこを大前提に書かれていて、あまりに「雪男」という言葉のマジックにとらわれているように思えるのが気になるのだ。

雪男に関する噂や発見談は、かなり昔から継続的にある。
ということは、雪男とは言っても、生物であるなら、代変わりしているはずで、そのためには、雪「女」が雪「男」とセックスして、子供を生んでいなければいけない筈だ。
発見時の毛むくじゃらで大柄な不鮮明な写真もあって、つい雪「男」だと思ってしまうのかもしれないが、常識的に考えれば、そのうちの半分は確率的に雪「女」であってしかるべきなのだ。

また、過去の雪男の足跡が人間よりむしろ大きいものが多かったのに対し、今回、足跡が20cm程度と小さいことが不思議だというような記事もあったが、よく考えて見れば、雪「女」と雪「男」がいて、子孫が生まれている状態なのなら、発見された足跡が子供のものであると考えて、何も不思議はない。

こうした楽しい妄想があまり生まれないのも、イエティを「雪男」と訳してしまったことに原因がある気がするのだ。

もちろん、私がイエティの存在を信じている訳じゃありませんよ。
これまでのイエティの目撃談について、生物として当然あるべき生態が、見えてこないことが、ガセネタ感を強く感じる原因の一つでもあることを、言いたいだけなのです。
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