最近、ネットサービス対応のテレビについて、対応するネットサービスの機能が利用できなくなるという、ニュースが相次いでいるのが目についた。

2年でサポートを放り投げた、米国向けの「Google TV」内蔵テレビは論外として、日本向けのソニーやパナソニックのテレビのアプリが、相次いで使えなくなっているのだ。

気になったので、ちょっと調べてみた。

民放VOD:「もっとTV」が3月にサービスを終了――「対応端末が拡大せず」 - ITmedia LifeStyle

「もっとTV」については、事業を主導していた電通の計画があまりに杜撰だったのだろう。結局対応メーカーが、パナソニックだけにとどまるのでは、事業継続はそもそも不可能だった。

Ustream、パナソニック液晶/プラズマTV VIERAへの視聴アプリ提供を終了 - AV Watch

Ustreamについては、現在、Ustream自体の業績が悪化して、コスト削減と有料化の道にまっしぐらなので、広告を表示できず広告収入が見込めないパナソニックのテレビアプリをサポートし続けるのが困難になったのかもしれない。