気になったラジオの新番組だが、まずはTBSラジオ関係について感想を書いておきたい。
こうした新番組のチェックも、タイムフリーができたおかげで、格段に楽になったな(そういえば4月に本サービス化されると聞いたタイムフリーはどうなるのだろう?)。

たまむすび|TBSラジオAM954+FM90.5~聞けば、見えてくる~

まずは、たまむすび新パーソナリティについて。

月曜・吉田明世アナ:ラジオをやりたかったとは知らなかったな。真面目だが、隠しことができない性格なので、これから色々ネットニュースネタを振りまきそうだが、すでに既婚者だからそうでもないか。しっかりフリを理解し「竹山っち」と呼んだ場面、サンジャポなどの経験も生きている気がした。

火曜・海保知里:元TBSアナのベテランだが、しゃべりを聞いていて、おっちょこちょいなところは感じられ、これは山ちゃんのツッコミ所は多そう。映画については詳しいようだが、「アメリカ流れ者」では、町山さんに同調し過ぎて、山ちゃんが蚊帳の外になってしまいがちなのは問題かも。

水曜・笹川友里:「ザ・トップ5」での代打出演依頼、久々の大吉さんとのコンビ。初めてでないこともあってか、最初から和やか、かつ、大吉さんのイジリも容赦ない。ただ、笹川アナのスキルも、プレシャスサンデーを経験して随分上がっていて、進行だけで四苦八苦する様子はもうなく、会話で余裕のある受け答えができるようになっていた。進歩したなぁ。

木曜・外山惠理:ピエール瀧とは、たまむすびの代打の時に、瀧が遅刻した回以来か。正直、最近、木曜は、瀧が暴走し過ぎかな、という印象もあるのだが、外山アナに変わっても全然変わらず。外山もノリノリで、放し飼い状態になっているのが面白いが、今後ますますタガが外れてどうなるか心配でもある。

ということで、各曜日ともまずは無難なスタート。これから、馴染んできてどれぐらい個性が出てくるかを楽しみに見守りたい。

都市型生活情報ラジオ興味R|TBSラジオAM954+FM90.5~聞けば、見えてくる~

都市型生活情報ラジオ「興味R」の初回(4月3日)は、TBSの熊崎風斗アナがメインパーソナリティーを務め、最初の週替わりパートナーは、選曲も担当する高橋芳朗という、「ザ・トップ5」コンビだった。

選曲は「生活は踊る」と違い、最新洋楽で構成するそうで、実際、一曲も知らなかったのに、聴いていてどれも「この曲、誰?」と引っかかる曲ばかりで、いい選曲だった。

番組自体は、「生活は踊る」の都市生活者の独身若者版といった感じがあり、「くら寿司」のシャリカレーなどの独自メニューや、「ペヤング」の個性的な味の焼きそばなどを取り上げ、若いスタッフの発想による番組であることが感じられる。
取り上げたテーマは、全く知らなかった斬新な情報という訳でもないが、独自取材もありそれなりに楽しめた。

熊崎アナは、初回ということもあってか、かなり堅かったし、放送作家が書いた台本もかなりスベっていたのは要改善かと思うが、番組コンセプトとしては、私は嫌いじゃないな。毎週聴こうと思う。

それにしても、前番組「いち・にの三太郎~赤坂月曜宵の口」のリスナーが、なかり高齢層中心だったことを考えると、この若返りは「随分思い切ったな」と思いつつ、その前は、この枠は「Kakiiin」だったことを考えれば、腑に落ちる点もあるな。