ビデオリサーチは、これまで、年6回、1週間の聴取率調査週間(いわゆるスペシャルウィーク)に、「ラジオ個人聴取率調査」を行ってきた。
その調査方法は、1,000人程度の無作為抽出の人に対する、紙またはWebによるアンケートによる。

よく、この「1,000人」という数値に対し、そんな数のアンケート調査が信用できるはずがない、という意見を言う人も多いが、そういう人は数学の統計の授業で寝ていた人なんだろうな。
母数に対しどのぐらいの数のサンプルを取れば、ある程度信頼がおける数値になるのか、統計学の長年の研究の積み重ねによる出てくるサンプル数を、直感だけで覆せる度胸には恐れ入る。


首都圏ラジオ聴取データ × radikoデータ~推計によるラジオ聴取データの365日化へ~ | ニュース || コーポレートサイト

それはさておき、そのビデオリサーチが、その聴取率調査データと、radikoが保有している「radikoのアクセス数データ」を用いて、その相関関係について研究を進めてきたそうで、その成果として、「radikoのアクセス数データ」をベースに、聴取率調査週間以外の期間の聴取率についても、推計することができる技術を開発したそうだ。