" After The Love Has Gone " - アース・ウィンド・アンド・ファイアー
David Fosterが作曲家として、最初に注目されたのは、'79年のこのヒット曲らしい。
後のファンク色が強くなるアース・ウィンド・アンド・ファイアーとは、ちょっと違うバラードの佳品となっている。
一方で、アレンジはのちのDavid Fosterに比べて地味だ。
David Fosterは、歌のうまい黒人ボーカリストが好きで、彼らに向けて、その力量を最大限発揮するような名曲を多数作った。
オールウェイズ・ラヴ・ユー/ホイットニー・ヒューストン Whitney Houston - I Will Always Love You
今は亡きホイットニー・ヒューストン の大ヒット曲で、本人が主演する映画の主題歌。この曲を知らない人はいないだろう。
"Earth Song" - マイケル・ジャクソン
マイケル・ジャクソンとしては、後期のヒット曲なので、割と地味な曲ではあるが、マイケル自身の歌詞を生かした、いいバラードだと思う。
"Through the Fire" - チャカ・カーン
チャカ・カーンもファンク色が強いヒット曲が多い中、バラードの大ヒット曲は、David Fosterが作ったものだ。
"Unforgettable" - ナタリー・コール
David Fosterがプロデュースし、デジタル編集技術をフルに駆使し、ナタリー・コールとその亡き父ナット・キング・コールのデュエットを実現した。
この曲も、大ヒットしたな。
セリーヌ・ディオン/トゥ・ラヴ・ユー・モア Celine Dion - To Love You More
セリーヌ・ディオンのこの大ヒット曲は、若くてまだスマートな葉加瀬太郎のバイオリンが大々的にフィーチャされたことでも有名。葉加瀬太郎は、この曲のためにワールドツアーに同行した。
燃えつきて/ボズ・スキャッグス love, look what you've done to me
もちろん、ヒット曲は、ブラックミュージックだけではない。このAORの名曲も、David Fosterの作曲だ。
グローリー・オブ・ラヴ/ピーター・セテラ Peter Cetera - Glory Of Love
シカゴを脱退したピーター・セテラにも、バラードのヒット曲を書いている。
前回ご紹介したシカゴ以外にも、バラードの名曲がたくさんあることが分かっていただけると思う。
ただ、バラードばかりで、聞き飽きてきたと思うので、次回は、ちょっと違ったタイプの曲も取り上げてみたい。
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