ただ、定例会見によれば、東京スカイツリーの放送機器の工事の進捗状況はおおむね順調だそうで、10月からは試験放送が始まるらしい。
最初からフルパワーで出せるのかどうかは知らないが、これこそ大ニュースだし、とても楽しみにしている。
しかし、10月と言えば来月である。試験電波を出す日程も、内部ではもう決まっているはず。
各局でせっかく始める10月からの新音楽番組も、早速FMで聴けるかもしれないのに。
もっと明確に「いつから試験電波を出す」と言えば話題になるのになぁ。
10月の何日かの時点で試験電波が出ることをどんどん宣伝して、積極的に聞いてもらうことを心がけばいいのに、と思ってしまう。
こういうところ、ラジオ業界って、ホント宣伝がヘタだなぁ、と言わざるを得ない。
まあ、本当の間際にならないと新番組が発表されなかったり、新番組が始まってもその番組のWebサイトが一向に作られないなんて状況が当たり前のラジオ業界だから、「徐々に聴く人が増えればいいや」ぐらいの感覚なのかもしれないが、「ワイドFM」というせっかくの話題なのに、扱いがちょっと軽すぎる思う。
最後に、改めて書いておくと、TBSラジオは90.5MHz、文化放送は91.6MHz、ニッポン放送は93.0MHzで、AM放送と同じ内容が放送される。
FMだから、ステレオだし、AMよりノイズに強く、音質も断然いいはず。
FMが90.0MHzまでしか受信できないラジオ機器では聴けないが、最近出た製品は皆ワイドFM対応になりつつあるし、昔のラジオでも、TVの1~3chの音声が聞けるラジオや、ワールドワイド対応のラジオなら、ワイドFMが聞ける製品があるので、確認してみよう。
さらに言うなら、ダイヤルを回してアナログ的に選局するタイプのFMラジオだったら、90.0MHzまでしか目盛りがないラジオでも、さらに上の周波数に無理やり回せば、TBSラジオの90.5MHzぐらいは受かるかもしれないので、試してみる価値はある。
個人的には、とにかく、試験電波を出す日時を早く明確にして!
待っている人は、他にも一杯いると思うので。
関連記事:
FM補完局(ワイドFM)の近況:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ茨城放送のワイドFM本放送を聞いてみた:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ【 ↓ スポンサード・リンクのクリックをお願いします ↓ 】