ちなみに、受信報告書の送付先は次の通り。
TBSラジオ：〒107-8006 港区赤坂五丁目3-6 TBSラジオ＆コミュニケーションズ 放送部受信報告書係
ニッポン放送：〒100-8439 千代田区有楽町1-9-3 ニッポン放送 技術局放送技術部
文化放送：〒105-8002 港区浜松町1-31 文化放送 編成局技術局
試験放送が始まったばかりの時期にしっかりした受信報告書を送れば、放送局側も喜ぶはずなので、聴いたら報告してあげましょう。
返信用切手を同封してあれば、各局がデザインしたベリカードを送ってくれるはずだ。
ちなみに、驚いたのは、「ワイドFM」と同時に「V-Lowマルチメディア放送」の試験電波も、東京スカイツリーから発射されるらしいことだ。こちらは、ワンセグテレビやNOTTVと似たデジタル伝送方式でラジオを流すサービスだ。
予定より遅れている印象があった「V-Lowマルチメディア放送」なので意外だが、上記サイトを読むと、「ワイドFM」と周波数が隣接することもあり、電波干渉などを事前に検証する必要があるため、同時に試験電波を出す必要があるらしい。
ただ、こちらはワイドFMとは違って対応端末が市場に存在しないため、試験電波が出ても、それを聞ける一般人はいない。
ひょっとしてNOTTV対応のスマホ／タブレット用に、「V-Lowマルチメディア放送」のアプリが配信されて、それを起動すると、あーら不思議、「V-Lowマルチメディア放送」が受かっちゃいました、みたいな秘策でもあるのかな。あったら凄いけど。
それ以外のワイドFM関連情報もついでに。
9/26 名古屋地区でもFM補完放送（ﾜｲﾄﾞFM)スタート！早速聴いてみました。｜スカイツリーの日記名古屋の東海ラジオ(92.9MHz)、CBCラジオ(93.7MHz)は、すでにワイドFMの試験電波は出ており、「本放送」は、一足早く10月1日から始まるそうだ。
愛知県北部の瀬戸市の三国山という場所から発信されるため、愛知県だけでなく岐阜県南部もエリアとして広くカバーしそうだな。
総務省｜株式会社IBS（茨城県域AM放送局）のFM補完中継局に予備免許以前ご紹介した茨城放送のワイドFM局だが、その後、茨城県日立市（高鈴山）の中継局が追加され、12月から電波が出ることになったようだ。北部の日立市周辺をカバーするためらしい。
一点不思議なのは、周波数が88.1MHzで、いわゆる90MHz以上のワイドFMの帯域ではないこと。そんな周波数、許されるんだね。
出力が100Wと小さいし、近隣に同じ周波数の既存局はないから、既存FM局への悪影響はないだろう、という判断なのだろうか。
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