2017年4月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果 | ビデオリサーチ

ビデオリサーチから、2017年4月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果が発表された。これ自体は、毎回定例の発表内容で、こちらの発表内容では、全体の数値しか公開されていないのだが、

聴いてる人でも1日平均約2時間…ラジオ視聴者の平均視聴時間などをグラフ化してみる(2017年4月度版)(最新) - ガベージニュース

全体平均で5.6%、しかし男性60代は2倍以上の11.5%…世代別・ラジオを聴く人の割合をグラフ化してみる(2017年4月度版)(最新) - ガベージニュース

長期的な傾向としてみると、接触率の凋落傾向は変わっておらず、特に、10歳台が、radiko効果か盛り返しているのに対し、高齢層リスナーが減っている傾向にあるようだ。

短期的には、2017年2月度との変化は、さほどない中、これまでにない気になることが起きている、というか、「起きていない」ことが気になる

それは、このところ、ビデオリサーチが聴取率調査に関するニュースリリースを出すのと並行して、TBSラジオが発表する聴取率に関するニュースリリースが、未だ発表されていないのだ。

おかげさまで2017年2月度個人聴取率調査で首位!TBSラジオは連続トップを15年8ヶ月間継続

たとえば、2017年2月度であれば、こんなニュースリリースが出ていて、TBSラジオの聴取率が15年Xヶ月間連続トップであるという、ある意味、テンプレート化された記事が毎回発表されていたのが、今回、一向に発表されないのだ。

2017年2月度首都圏ラジオ聴取率調査で予想外の結果:コンテンツって言い方、嫌いだけど:So-netブログ

2017年2月度の調査でも、実は、異変らしきものは見えていた。
平均聴取率は、トップを守ったものの、0.9%と1%を切り、1.3%だった2016年10月から4か月で、0.4%も聴取率を下げているのだ。
他局も低下傾向にあるが、その中でもTBSラジオの低下率は際立っていた。
また、番組開始以降、圧倒的な聴取率でトップだった「伊集院光とらじおと」が2位にランクダウンするという予想外の結果だ。