ASCII.jp:音楽はオマケ――Amazon「Prime Music」が持つ「怖さ」 (1/3)

Amazonプライム会員に加入したことで、無料で使える音楽聴き放題サービス「Amazon Prime Music」が使えるようになったため、少しその感想を書いておきたい。

「Amazon Prime Music」は、Amazonプライム会員に提供される音楽聴き放題サービスで、正直、月額325円の会費は、配送料無料に、プライムビデオを数本見るだけで十分元が取れるため、「Amazon Prime Music」自体はほとんど無料で利用する感覚になってしまう。
楽曲数は100万曲以上ということで、単体で聴くと、十分多く感じるが、例えば、Google Play Musicの3,500万曲に比べれば、大幅に少ないし、何より、国内の楽曲が弱く、ソニーの楽曲が皆無だったりするので、聴ける楽曲の偏りも大きいため、日本の音楽を中心に聴きたい人にとっては、聴きたい曲がなくて、ガッカリするケースもあるかもしれない。

Prime Musicは、Webブラウザ、または、Android、iOS、Windows、MacOS X向け専用アプリ「Amazon Music」で聴くことができる。

配信される楽曲は、著作権保護が掛かっているため、手軽にiPodに入れて聴くようなことはできないが、ストリーミングだけでなく、ダウンロードして聞くことはできる。

PC版専用アプリは、「MP3ダウンロードストア」のクライアント機能も持っていて、過去にAmazon「MP3ダウンロードストア」で購入した音源も、このアプリで一括してライブラリ管理することができる。
実際、このアプリを立ち上げて、Amazonのアカウントでログインした途端、ライブラリには、過去に購入したオンライン音源や、「AutoRip」のお蔭で購入したCDのMP3音源も表示され、直ちに聴くことができるようだ。