ラジオクラウド

TBSラジオが始め、今は博報堂の運営となった「ラジオクラウド」という音声配信サービスについて、「radikoタイムフリーがあれば、もう要らないんじゃない?」という声も聞く。

私自身はというと、確かにradikoタイムフリーの利用頻度の方が圧倒的に高いが、「ラジオクラウド」も欠かせない存在として使い続けている。

どんなコンテンツを利用しているかというと、

(1)オリジナルコンテンツ
TBSラジオには、「午前1時のシンデレラ」というオリジナル配信があり、面白いのに目立たずもったいない存在。
その他にも、「西加奈子×中村文則×小林エリカ 四十にして、戸惑う」「番組をクリップ アイドルカルチャー論~工藤大輝の徒然考察~」といった特番も配信されている。過去には、永六輔さんの追悼番組も配信されていた。
ニッポン放送も、声優の「田所あずさのオールナイトニッポンモバイル」というオリジナル配信があるな(聞いてないけど)。

(2)番組ダイジェストとして
「ジェーン・スー生活は踊る」は、ニュース、交通情報、天気予報、ショッピングなどを除いたほとんどがラジオクラウドで配信されており、効率よく聞きたいなら、radikoタイムフリーを飛ばし聴きするより、ラジオクラウドを聞く方が便利。
「森本毅郎スタンバイ!」「荒川強啓デイキャッチ」なんかも、ニュースやその解説だけを効率よく聴きたいなら、タイムフリーより、ラジオクラウドの方がいい。
また、radikoタイムフリーと違い、ラジオクラウドは、アプリに可変速再生機能があり、倍速再生すれば、さらに時間短縮できるのもいいところだ。