博報堂DYメディアパートナーズの提供する音声コンテンツ配信プラットフォームアプリ「ラジオクラウド」のコンテンツ配信社が64社へ拡大|ニュースリリース|博報堂DYメディアパートナーズ何度かご紹介してきたラジオ局が行う音声コンテンツ配信サービス「ラジオクラウド」に、10月から大幅な変更があった。
TBSラジオの番組内で、「ラジオクラウド」が10月から大幅にリニューアルされるということは、聞いていたのだが、具体的な変更について、ラジオクラウド側からなかなかニュースリリースが公開されなかったのだが、それがようやく明らかになった。
10月に入って、アプリを更新して立ち上げたら、ちょっと驚く事態に。
ラジオクラウドこれまで、TBSラジオを中心に、11のラジオ局が参加していたのが、いきなり62局に拡大。
ラジオ局以外にも、朝日新聞と、BS12 トゥエルビというテレビ局が加わった。
ラジオ局についても、北は北海道から南は沖縄までの全国の民放ラジオ局が揃い、それだけでなく、コミュニティFM局や、デジタルマルチメディア放送のTS ONEチャンネルまでが加わるバラエティ豊かなチャンネルラインナップとなった。
個人的には、コミュニティFMの「渋谷のラジオ」が以前から気になる存在だったので、一部でも番組が聴けるのは嬉しいな。
ただし、現状は一応放送局の枠だけ作られているだけで、中のコンテンツは空という局もたくさんなあり、これらについては、さすがにまもなく何らかのコンテンツがアップロードされると信じたいところ。
また、放送局数は大幅に増えたが、これまで細々と配信してきたニッポン放送や文化放送、J-WAVEなどのキー局のコンテンツが増えた様子はなく、依然としてあまりやる気は感じられないのは変わっておらず、残念だな。
【期間限定】ラジオクラウドオリジナル | TBSラジオクラウドところで、ラジオクラウドの拡充を記念して、TBSラジオが、期間限定でラジオクラウドオリジナルコンテンツの配信を始めた。
第一弾は「久米宏×ジェーン・スー特別対談『ラジオが踊る未来』」だったが、すでに第二弾の「荻上チキ×津田大介 特別対談『ラジオの現場から考えるジャーナリズムのこれから』」もアップロードされ始めている。
おそらく今後も、第三弾、第四弾があるものと期待している。
久米宏×ジェーン・スーは、すでに何度も共演していて気心も知れた間柄だけに、真面目なテーマを和気あいあいと語っている。
相変わらず堀井美香がいいスパイスになってるな。
荻上チキ×津田大介はまだ聴いていないが、「文化系トークラジオ Life」以来、何年ぶりの共演だろうか。
ところで、10月以降に初めてラジオクラウドアプリ(Android版)を立ち上げると、リストのスクロールさえままならないぐらい、非常にアプリが重くなった。
ただ、どうやら、バックグラウンドで、新たに増えた局のデータや画像などを読み込むのに時間がかかっていたようで、しばらく自宅で放置していたら、だいぶ改善された気がする。
その間、消費したパケットの量もかなり多かったようなので、10月以降はじめてラジオクラウドを立ち上げるときは、自宅の回線につないだ状態でしばらく放置してやるのが得策だと思う。
また、しばらく放置して、動作速度は多少は改善されたものの、その後も、コンテンツリストのスクロールは、しょっちゅう引っ掛かりが出る、というか、暫くフリーズしたままのこともあるし、コンテンツをタップしたりしたときの画面の切り替えもかなり重くなった。
放送局を左右のスワイプ動作で切り替える操作も、64局もあるとかなり無理があるし、こちもら局を切り替えようとすると、しばしばフリーズ状態となる。
これは、アプリのUIを一から作り直す必要がある気がするな。
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