2018年6月度首都圏ラジオ聴取率の調査結果 | ビデオリサーチ

2018年6月11日(月)~6月17日(日)に実施された首都圏ラジオ聴取率調査の結果が、ビデオリサーチ社から発表された。

全体的に見ると、ラジオ全体の聴取率とも言えるSIU(Set In Use)は5.2%で、前回の4月調査と変わらず、ラジオを聴いている人は増えてはないない。
しかし、ビデオリサーチ社から公表されている細かい内訳を見ると、35-49歳の年齢層が0.2%も減っている一方、12-19歳、および、20-34歳の年齢層は逆に0.1%増えており、若い年齢層でリスナーが増えているというのは、ラジオ業界にとっては微かな希望かも知れない。


おかげさまで17年間個人聴取率No.1に!

これを受けて、TBSラジオが、早速ニュースリリースを発表した。

まずは、2001年8月から102期連続で、17年間 個人聴取率№.1を達成したとのこと。
しかも、週平均に加え、平日、土曜、日曜の各平均も、TBSラジオが1位になり、局別の平均聴取率でも、TBSラジオが0.9%でトップで、2月度では並ばれた2位のJ-WAVE(0.7%)や、3位のニッポン放送(0.6%)を、再び突き放す形となった。

6月度の聴取率調査というのは、4月の番組改編の結果を見る重要な調査と言われており、その意味では、TBSラジオの4月の番組改編(ナイター中継廃止、赤江珠緒復帰など)は、成功だったという結論になるのだろう。