TBS、いや、日本の最強ドラマ制作陣といえば、「アンナチュラル」「MIU404」をはじめとする傑作ドラマを生み出し続けているプロデューサー・新井順子、脚本家・野木亜紀子、演出家・塚原あゆ子のコンビが取り上げれられることが多い。

この3人がタッグ組めば、傑作間違いなし!というメンバー構成なのだが、さらにこれに加えて、挿入歌が米津玄師というところまでは、ひとくくりで考察する人は多い。


しかし、何故か、サウンドトラックを担当することが多い得田真裕の重要さについて、あまり語られることがないのが非常に不満だ。

確かに、米津玄師の「レモン」や「感電」が、ドラマのどのタイミングで流れるのか、というのは、用意周到に考え抜かれていて、素晴らしいのだが、「アンナチュラル」「MIU404」で流れる音楽は、「レモン」「感電」だけではない。
そして、それ以外のすべての音楽を制作しているのが、得田真裕なのだ。